‡書くのは一言だけ‡




「こ〜ろ〜ね〜ろ〜」



いい加減、このやり取りにコロネロはうんざりしていた。



「あれ?コロネロ……ヤツレタ?」


「……気にすんな…。それより今度はなんだ?」


「これでどう!?」



ツナが渡してきたのは例のラブレター
仕方なくそれを受け取って読んでみることにした。



「どれどれ……

『リボーン様へ


大好きです!!』


……って、これだけか!?」



「長いとうんざりするから、一言がいいかなって。てか実際長いのうんざりした」


「お前の場合は書くことにだろ。タク……もうちょっと考えろ」


「え〜」


「リボーンに気持ち伝えるんだろ!!」


「その通りです!!」



その一言でツナはまたラブレターを黙々と書き始めた。


その横ではコロネロがまた溜め息をつきながら窓の外を眺めていたらしい。


そろそろ爆発しそうだ、とコロネロは思ったらしい。





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