†この気持ちを伝える方法†




一目惚れをしました



漆黒の彼に……




「こ〜ろ〜ね〜ろ〜!!俺はどうすればいいのかな〜?」


「あ?うるせーな何回目だソレ」


「だってー」



どうやらこの幼馴染みは一目惚れをしたらしい。
なんと俺と同じクラスのリボーンだった。
リボーンとは良く一緒にいるので彼奴の性格はよく知ってる。

女好きの最低な奴だ

だが、ツナにそれを言ったところで聞きっこない。


「モテるんだな〜」とか「カッコイイもん!!」しか言わない。


ずっとこんな調子だと段々ウザくもなる

だが、こいつは男、あいつも男

それでこんな調子なのだ



「う〜、こーろーねーろーーーー」


「だーーー!!ウルセーんだよ!!そんなに気になるんなら告白でもしてこい!!」



その言葉にまさにガガーンと言う効果音が似合いそうな顔をするツナ



「こ、ここここここ」


「ニワトリかお前は」


「ここ、告白なんて、むむむむ、むり!!正面から見ただけで失神する!!」


顔を真っ赤にして言うツナはそのまま暴れていた。



「正面が無理ならラブレターでもかけコラ」


そう言うとツナはピタッと暴れるのを止め急に固まってしまった。



「つ、ツナ?」


「………コロネロ」


「な、何だ?」



「ナイス!!コロネロ!!」



「あ?」



さっきとは逆に、ハイテンションで暴れだしたツナ



「そうだよね!!ラブレターがあったよね!!よし、ちょっくらラブレター書いてくるわ!!」


「あ、あぁ…」



嵐のように騒いで嵐のように去っていった


何だかこれから面倒なことになりそうだ



俺は余計なことをしてしまったらしい





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