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::逢いたい




『♪泣か、ないで。私はいつも、貴方、の、傍に、いるわ♪』

嗚呼、彼女の声がする。
もう聞こえない彼女の声。
いつから、聞こえないのだろうか。
箱庭に住む僕には、分からない。
思い出の片隅、今日も聞こえる彼女の声。
僕の時間は止まったままだ。





2012/10/07 22:31 Back

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