「放せ」

「手前が放せ」

「……サイケに触れるな性病」

「はあ?何言っちゃってんすか。それはあんたでしょ」

「もうやめてよふたりともおー」



こんにちはおれはサイケ


つがるとデリックはいつもこうやっておれのうでをひっぱります。いたいです。

おれのことでケンカしてるのはわかるんだけど…なにでふたりがおこってるのかはよくわからないんだ。




「サイケは俺のものだ」

「先輩はものじゃありませんけど。え、そんな目でサイケのこと見てたんすか?最低ですね」

「ものだなんて思ってねえ。サイケと俺は恋人同士だ。手前が立ち入れる領域じゃない」

「残念ですが俺とサイケは兄弟という最強の繋がりがありますから。近親相姦とかそういうのに腐女子は萌えるんすよ。知らないんすか?」

「兄弟設定なんてうちのサイトじゃあってないもんだ。どちらかというと先輩後輩だろ。サイケをお兄ちゃん呼びしてから出直すんだな」

「今日も可愛いな兄貴。さあ俺と一緒にランデブーしようz「黙れ」

「は、はなしてよう!」




つがるとデリックはなかがわるいんです。おれをはさむとすぐにケンカします。ケンカはめっ!っていうとふたりはすぐにやめてくれるけど、いつもくうきはピリピリしてる。ケンカはきらい。




「もぉ、ケンカするならふたりともきらい!」

「なっ…!」

「ッ!?」

「…?どうしたのふたりとも」

「………はははっ!俺たちがケンカするわけないじゃないっすか!なあ先輩」

「同感だ」

「俺たちマブダチっすから!」

「でもいまケンカしてたじゃん」

「あれはどちらがサイケを大事に思っているか意見交換していただけだ。ケンカじゃない」

「そうっすよ」

「そう?」


なにはともあれ、なかなおりしてくれてよかった!
そのあとデリックがつがるのあしふんづけて、つがるがデリックのうでつねってたけど、こみゅにけーしょんってやつらしいからもんだいないね!




――――――
ひらがな本当に読みにくいな…

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