｢臨也、そういえば今日誕生日だったよね｣

｢え？あ、ああそうだけど…なんだ覚えててくれたの？ありがとう｣

｢覚えてるに決まってるだろ？大事な友達の誕生日なんだから｣

｢新羅…｣

『おめでとう臨也』

｢セルティ…｣

｢俺たちも祝いに来たぜ｣

｢誕生日なんて萌萌の萌えっすよ！｣

｢ファンとしてはキャラクターの誕生日とかスルーできないイベントだもんね！ゆまっち｣

｢渡草はよくしらねえから待ってるって言ってたが……おめでとう臨也｣

｢ドタチンたちまで…｣

｢臨也さん｣

｢あ、あの誕生日、おめでとうございます｣

｢紀田くん、帝人くん｣

｢杏里はこれなかったんすけど…俺たちからも｣

｢おめでとうございます｣

｢臨也ー｣

｢誕生日おめでとう！｣



｢み、みんなあ｣







｢臨也｣





｢あ、シ、シズちゃん｣

｢………おめでとう｣

｢あ、ありがとう｣

｢今日はね、静雄くんから臨也に誕生日プレゼントがあるんだって｣

｢ばっ先に言うなばか｣

｢シ…シズちゃん｣

｢臨也………あんな、｣









｢好きだ、結婚しよう｣







｢し、します！！｣


がばっと起き上がったら波江がすごく嫌な顔でこっちを見ていました。

｢にやにやしてたと思ったら…何、騒々しい｣

｢いや……あの、ねえ今日って何の日か知ってる？｣

｢はあ？子供の日は明日よ、頭平気？｣

｢………………｣



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そのあとみんなに確認したけど誰も覚えてなかった。