最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。調子に乗って長々とあとがきを書いています。

女にうつつ抜かさず走り続ける啓介がとにかくかっこよくて、そんな啓介の姿勢だけはブレないお話を書きたいと思ってできた連載でした。そしてヒロインを好きになってしまったのに、頑なに「好き」と言わず、夢のために心を鬼にしてヒロインから離れる啓介も書きたかった。連載を始めた時は「一年後」までのつもりだったのですが、書いてる途中で気が変わり、結局幸せハッピーエンドになりました。最後の二話でヒロインにデレデレの啓介を書いてる時が、一番楽しかったです。

彼女いらない宣言していたのにうっかりヒロインを好きになってしまうというお話なので、ヒロインは啓介の周囲にあまりいないタイプをばと思い、年上の会社員設定になりました。皆様に自己投影していただければと思っておりますので、特に年齢などは決めていません。

原作完結して数年経ってるこのタイミングでイニＤにハマってしまい、勢いだけで始めた連載でしたが、ありがたいことに感想を沢山いただけて嬉しい限りです。本当にありがとうございました。

2019年3月 奈々子


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