「ねぇねぇ、星彩って好きな人とか居ないの?」
「…は?」
「いやぁ、こんなに可愛くて強くておまけに張飛さんの娘ともなれば、男が放っておかないんじゃないかなぁと思って」
「さぁ…自分では、よく解らないけれど…」
「じゃあじゃあ、関平君とかどう?確か幼馴染みだったよね?誠実で頑張り屋で…まぁちょっと抜けてるとこもありそうだけど、良いんじゃないかなぁ。てか絶対一度は関羽さんと張飛さんの間で二人に結婚をとかいう話が出てると思うんだよね。因みに関平君自身は星彩の事が気になってると私は睨んでる!あ、それを言うなら劉禅様もかな?幼い頃から自分を守ってくれる憧れの女性、いつしかその想いは恋心へと変わって行き…って感じで。それとも本命は趙雲さんだったり?何かと気にかけてくれて、最初はまるで師や兄の様に思っていたのが、これまたやがて…みたいなみたいな!ねぇねぇ、どう?どう?」
「そうね…三人とも、掛け替えの無い存在であることは、確か。でも、そういった目で見たことは無いと思う」
「お、おぉ…まじですか…。それじゃあ他に気になる人が居るとか!」
「気になる人…強いて言うなら、貴女ね」
「え」
「貴女の事は、嫌いじゃない」
「せせせ星彩!!」
 
 
 
「な、何をしているのでしょうか、あの二人は。女人同士で抱き合うなど…」
「私達ももう少し、男として意識してもらえるよう頑張らねばならぬな」
「は、はぁ…」
 
 

関平→星彩→←ヒロイン←趙雲な関係。星彩とヒロインは友情的な意味で。
 
111202
 
 
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