桜の許で


夢中で生きる、何に構う事無く

そうすれば死だってクライマックスの大イベントさ、

心が焼かれるような嘆きや不条理、
幼い頃にはどうしようも無い既成事実も埋め尽くすほど笑えば良い、

あの涙と心の色を湛えた桜の許で、
其処で僕らが待ってる、
たとえ其れがそれぞれの虚像に阻まれても心象に一度掴んだ君たちの希望、愛を抱いていれば

必ず僕らの世界は重なる、

遠き世界に克服出来ぬ傷に阻まれても僕らは生きる限り一筋の光なんだ、
君達の一筋の光で実像のあの桜を見つけられるだろう。

例え希望失い虚像の闇に呑まれそうになっても、例え君がそう望んだとしても、
君がなんと言おうと、僕らは君を其処から救い出す、
だって、僕らを繋ぐ縁はそんな
薄っぺらいもんじゃぁ無いだろ?
だから、生きてみようぜ、dear friend

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