「星空ってなんですかー」



『んーと、あたしの一族だけの特殊な属性…かな』





ユーリスがリングをフランに見せながら言う
フランはユーリスの手を取ってそのリングを見てみる


真っ黒な石が埋め込まれたリングは模様などがないのに今にも動き出しそうな雰囲気を放っておりヘルリングを所持しているフランではあるがこのリングは不気味だった






『なんでもボンゴレリングと同種らしいよ』



「え、そうなんですかー?」



『詳しくは知らないけどね』





自分のリングについて詳しくしらないと言うユーリスにフランは少し驚く





『とにかく、さっさと…なんだっけアラビアータファミリーだっけ、それを破壊しに行くよ』



「はーい」








そのあと、敵の本部で大暴れした二人はボスを討ち、のこりの残党も処理してわずか半日でアラビアータファミリーを壊滅させた





「いやーユーリス先輩強いですねー」



『フランもねー、わずか半日で残党処理まで終わるとは思わなかったや』



「ですねー…あ」



『ん?どーした?』



「お金ありましたー」





フランの手に握られていたのはヴァリアーの印が入った封筒でその中には大金が入っていた


スられたらいけないと思って普段入れてるポケットから別のポケットに移していたらしい





『良かったじゃん、これでどつかれないで済むし』



「ですねー」





フランは封筒をポケットに入れて「今度はちゃんと覚えとかないと」と言う





『んじゃ、あたしはスク先輩に日本に行けって言われてるから』



「え?なんでまた」



『さあ?ボンゴレ]代目(デーチモ)のアジトに行けばなんかわかるでしょ』



「じゃあここで解散ですね」



『そーなるね、今度は金どこに行ったか分からなくなるような事しないよーに』



「はーい」



『んじゃ』










そう言ってユーリスはフランに背を向けて日本に行くために空港へ向かう






が、






それは失敗に終わる…ある男の手によって…






























「星空のリングかぁ…♪僕の欲しいトゥリニセッテにも関係あるし…、あの子ごと連れて来て♪」



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