雌犬@




※佐疫(男)と夢主(女)が犯されてます。










佐疫が任務から戻ってこない。

そう報告を受けたつかさは佐疫の任務を継ぎそして佐疫捜索をすることになったのだ。

たどり着いた廃ビルは陰湿でちらほらと達の悪そうな怪異がいる。中には佐疫がやったのか銃弾のあとがある。

「・・・怪我?」

銃弾のあと。その下に血痕が地下に続く階段へと続いている。引きずる痕からして足を怪我したのかもしれない。


つかさは血痕を追いかけて地下へとかけ降りた。
地下に降りると鉄のドアがあり、その先から気配を感じる。そして微かにきこえるこえに佐疫のこえがまざっていて、つかさはナイフを構え飛び出した。


「佐疫!――――さ?え?」

ドアを開け放ち飛び込めば、目の前の光景に足が止まった。


複数の亡者がいる。裸で。
その中心に佐疫がいる。―――裸で。


「ぅぁっ・・・ぁっ!」

腕を縛られている佐疫は膝をつかされ、頭を床に押し付けられ、犯されていた。涙を唾液を垂らし、苦痛と悦をにじませている。
そんな佐疫に男性器を押し込み乱暴に腰を振っている亡者は、大きく震え佐疫のせなかにしがみついた。

「ぅ、ぁぁぁあっ!」

佐疫が叫ぶ。床に白い濁った液体がこぼれた。
それに、硬直していた体が動きすぐさま助けるために佐疫へとかけよる。

「お前らっ・・・!佐疫からどけ!」
「つ、か・・・さっ、ダメだ!」

ナイフをしっかり構えて亡者へ切りかかる。その直後だ。刃が亡者に触れる前にからだがビリッ!と痺れ動きが止まってしまう。

「っ・・・な、にこれ」

足からピリピリと伝わる痺れに、足元に視線を下ろす。
汚れた地面に何か文字がかかれているのが見える。読める文字じゃない。これは、呪字だ。

気づいた時には、遅かった。


「おんな」
「!」

近寄ってくる複数の亡者。
体が痺れて動けないつかさは、亡者により身ぐるみはがされいく事をただ震えて見ているしかできない。軍服を脱がされ、ワイシャツのボタンをはずされ、ズボンはブーツのところまでおろされ、下着姿をさらしてしまう。

さらに、近づく、亡者。

「っ・・・ぁ!」
「やめろ!つかさに手を、だすなっ!」
「っぃ、ゃ、」

佐疫の言葉など聞こえやしない、と下着をずらし胸を揉みだす。別の亡者はパンツを下ろして、あらわになった秘部に顔を近づけ舌を這わす。

「っや、あ!いやあ!!」

沢山の手が胸を、秘部に触れ、舌が肌を這い、身を倒されブーツも脱がされ、完全に裸となってしまった。

「はっ、なしてっ・・・っうああ?!」

ひときわ高い叫び。
亡者が足を広げて合間にはいりこみ、膣に男性器を射れたのだ。
膣壁が広がる感覚に、強姦されていることに、つかさは泣き叫ぶが救われることはなかった。

「つかさっ、つかさ―――ひぁ!」

何度も腰を叩きつけられる。叫べば口に別の男性器を押し付けられ、精液を吐き出される。

そんなつかさへと呼び掛ける佐疫もまた、犯され始める。

「やっ、だ!や!あ!ああ!」
「つかさっ・・はぁっ、っ!あ!あっ!そこ、はっやめっ!!」

佐疫の声。時々甘い声で叫ぶ。
佐疫の姿が見えて、佐疫自身の性器をしごかれながら尻を犯されている彼は、口元が少し緩く笑んでいた。

「っやめ――――あぁあ!!」

「さ、えき・・・、っあ!」

体を揺らしていた動きが止まり、中にはいっている男性器が震えている。射精。精液。

「――やめ、ださないで!!」
「やだ」
「っ―――ぁ!」

最後に奥に突かれたつかさは、中に溢れていく感覚に絶望を覚える。
獄卒ゆえに妊娠はしないだろうが、それでも女性ゆえにショックは強い。


引き抜かれ、ゴポリとこぼれ出る感覚に放心してしまえば、次の亡者がまた、つかさを犯し始める。

「も・・・やだぁ・・・んあ!」
「はっ・・・あ!あっん!」
「さえきぃ・・・っひ」
「あっ!あっ!やだ、っやめ!んぁ!あ!も、むり!むり、やめへ!」

嬌声。

「さ、えき、ぃ・・・んっ、ぁ!」
「あっ!あ!んあ!い、ぁ!」
「やだっ・・い、やぁ!やぁぁ!」


佐疫のように、犯され続けてしまうんだろう。そうぼやけてきた思考で考えたつかさだったが、もう、遅いのかもしれない。


もう、犯されていることに絶望を感じなくなってしまったから。
これもきっと呪字のせいだ。



そう思うことに、した。


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