ONE PIECE [LC] | ナノ


Christmas day.



「.........何やってんだビスタ」
「.........お前こそ。ちょっと小便じゃなかったのかジョズ」
「いや、アレだ。小便ついでに、な」
「.........あらあら先客」
「「ゲッ、」」
「ゲッて何よ。もうでっかいのが二人も居たら邪魔ね」
「言い過ぎよディナ」
「シーッ、あんまり声出すとセトちゃんが起きちゃう」
「あの子、最近警戒心強いから困るよね」
「.........お?皆さんお揃いで」
「え、イゾウ?サッチ?」
「なーにやってんだァ?」
「あらやだ、イゾウ隊長に言われたくないわね。アナタこそ何してんの」
「.........え、おれは無視なの?ミネちゃん」
「おれはガキに倭の国のオモチャ届けに来たんだが?」
「何だ、皆目的は同じかい」
「うわ、何だマルコ。それ...家具、か?」
「本と棚。棚は船大工たちから」
「嘘。船大工さんたちって私的に動いてくれるの?」
「動いてくれたねい。どーも孫たちが可愛いらしい」
「やだ。それなら衣装タンス頼めば良かったわね」
「セトちゃんの服、あんまり沢山入らないかも...って控えちゃった」
「控えたにしても...箱、凄くないかい?」
「あら、一級品のドレスたちですもの。袋なんかに入れられても困るわ」
「.........ドレス、」
「あ、皆さんお揃いで...お疲れ様です!」
「シッ。セトちゃんが起きちゃうってば」
「というより...デカイ箱だねい」
「中身は小物っス。皆がバラバラで買ったもんで全部小さかったから箱に入れて届けに来たんス」
「.........え、何人分?」
「そうっスね...ざっと100人分はありますよ。セトさんにはお世話になってるんで」
「.........100人」
「あ、これだけじゃないんで後でまたじゃんけんして誰かが届けに来ますけど」
「.........嘘」
「そういえばシェフの皆さんも準備してましたよ。お菓子にしたそうです」
「.........異例事態だよい」







サンタは星の数くらいいました



「隅から置いてけよい」
「オーケー」
「重い物は重ねんな。セトが動かせなくなる」
「セトちゃんは"風使い"だから大丈夫でしょ」
「またぶっ倒れたら困るだろ」
「にしても、床、落ちねェよな?」
「落ちたら分かるわ。早くしないと夜が明けるわよ」


BACK


(4/22)
[ 戻る付箋 ]

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -