某所・街角で 3
「教授...これはどうだろう」「うむ。流石だな博士。これは良物だ」
「だが...」
「ああ。これ以上は良物は...!」
「?どうした教授...っ!!」
「ん?」
「キミ!その腰の刀を見せてくれないか!?」
「あァ?」
「粗末に扱わない!是非見せてくれ!!」
「あ、あァ...」
「大業物21工、和道一文字」
「ほほう」
「書物で見たことはあったが...」
「素晴らしい...む?こちらは三代鬼徹!」
「何と!伝説の妖刀ではないか教授」
「我々に拒絶反応を示しているぞ博士」
「それはマズいな。彼に返そう」
「ああ」
「で、こちらは...秋水?」
「秋水、だと!?」
「大業物21工!」
「伝説のサムライが持つと言われた...」
「硬度はダイヤモンドレベル!」
「破壊力は底なし!」
「.........」
「先程の良物などクソだな教授」
「ああ、イイものを見たな博士」
「これらを再現出来ないだろうか...」
「それにはデータと腕を要するな」
「我々のデータでどうにか出来ないだろうか」
「よし、一から試案してみよう」
「......そ、そろそろ返せ」