水戸洋平





Sランク執事 : 水戸洋平 (19)


▽ 生い立ち

元不良。執事とは縁遠い世界にいた人間だが、圧倒的な強さとその聡明さにたまたま居合わせた執事協会の人間からスカウトを受け執事になったという極めて稀な過去を持つ。執事養成学校を半年で卒業するという天性の才能を見せつけた。



▽ 人物

周りをよく見ており気遣いも欠かさない。判断が早くどんな時でも頭がキレる天才で、瞬く間に才能を開花させ着実にランクを上げていき、ついには最近になってSランクを取得した。本人はあくまでも「他人がつけた評価」とランクに関しては興味を示しておらず、目の前の仕事に没頭する日々を送る。



▽ エピソード

以前仕えていた主人が男性であったことから女性の執事になるのはなまえが初めてで、初めは戸惑いが多くどこまで踏み込んでいいのかと涼しい顔をしながらも内心は焦っていることが多かった。今ではなまえがいない生活は考えられないと口にはせずとも常日頃彼女を大切に思っている。


以前なら主人がピンチに陥った際も極限までは見守り最後の最後で登場するスタンスが多かったが、現在の主人であるなまえのこととなると制御が効かず彼女が困らぬようなんとかしてあげたいとすぐさま名乗りを上げて手助けしてしまう。時には困りごとを未然に防ごうと必要以上の働きを見せることもあり、出会ったことのないそんな自分に戸惑っている。


執事養成学校の学生時代、様々な敵が様々な武器を使って攻撃してくるという極めて非道な訓練があった際には、使用していいとされる木刀を持たず、ひとり素手で参加した。圧倒的な強さを見せ敵役の人間を数人病院送りに。当時15歳であった彼は「どのくらい力を出していいのかわからず申し訳ないことをした」と手土産を持って見舞いに行き誠実さを見せつけたのだとか。







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