十六通目


苗字名前


桜、とても綺麗だったね。君と見たから更に綺麗に感じたよ。

さて、君に手紙を書くのはこれで最後にします。
だって、これからは何か伝えたい時、隣にいる君に話せば良いでしょう。君との手紙は、俺の希望だった。それは、君自体が俺の希望だったからだ。
手紙では散々恥ずかしい事も言えたのに、いざ君を目の前にすると何も言えなくなる。君の前では、知らない自分がどんどん出てくるよ。

だから、ここに俺の気持ちを書かせて欲しい。

名前、君を愛しているよ。これからも、ずっと。


はたけカカシ




拝啓 愛しい君へ 完結

prev 

[back]


×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -