036



「見送ってくれねェのか?」


今日はルフィの出港日。
私は今度…じいちゃんと海軍本部に行って、下っ端から始めるつもり。


「みんなビビルから行かない、とっとと行っちまえ!!」


ダダンは素直じゃない。


「山賊は嫌いだけど、お前等は好きだ!」


ルフィは無邪気に笑って言った。
ダダンは大号泣。


「ルフィ…私達は敵なっちゃうけど……好きだから…」
「おれも…好きだ」


何回もキスをする。


「次はいつキス出来っかな」
「じゃあ私はルフィを捕まえに行くよ、じゃあ会えるでしょ?」
「そうだな!にしし!」
「じゃあ、行ってらっしゃい、私もすぐ行くから」
「おう!!」


そしてルフィは小舟と樽1つで出港した。
ルフィ…ルフィ…。
今度…いつその笑顔を見れるかな。












「ああ、お腹空かないや」



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