012

「シャボンディ諸島に行けだって。」

怪我人の私を何の心配もせず、出頭命令を出したセンゴクさんは冷酷な人だと思う。優秀な部下達と共に、シャボンディ諸島へと向かった。

「クミ中将、もうすぐ到着します!」
「はい、ありがとうございます」

シャボンディ諸島には天竜人がいる。昔から嫌いなんだよね。サボを殺した犯人なんだから。この立場上、なにも出来ないけど。

「到着しました」
「はい、上陸!どうしてここに来たんでしたっけ?」
「モンキー・D・ルフィが天竜人を殴ったんですよ!」
「そうだそうだ…ありがとう」

これは…逮捕だね。

またルフィはやらかしちゃったな。大将がここにくることになる。

「さ!速く行こう」
「また飛ぶんですか」
「当たり前ですよ、速くきて下さいね?」
「はい…。」


バサッ


羽を広げて飛び立った。シャボン玉がそこら中に飛んでいる。とても神秘的。







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