8/16(火)
ルフィ
暑ィな、今日も
15:28



ルフィ
おう
15:31



ルフィ
うそじゃねェ!新学期から
がんばるってきめたんだ!
15:33



ルフィ
うたがってるだろ!
15:34



ルフィ
それより日曜ってあいてる
か?
15:38



ルフィ
なつまつりあるから行こう
!!
15:39



ルフィ
やだ!
15:39



ルフィ
ふたりがいい!
15:41



ルフィ
そのあれだあの
15:43



ルフィ
はなびたのしみだな
15:45



ルフィ
ゆかたきてくれ!
15:48



ルフィ
おれもか?どうやってきる
んだ?
15:50



ルフィ
わかった、なまえが
きるならきる!
15:51



ルフィ
じゃあきる!
15:54


ルフィ
なぁ、なまえ
15:55



ルフィ
すきなんだ
15:58



ルフィ
なまえが
15:58



ルフィ
絵?
15:59



ルフィ
ほんとだ!すきだなまえ
でんわで言おうとおもった
けど今ちかくにエースがい
るから
16:00



ルフィ
だからほんとだって!
16:01



ルフィ
なまえも!?
16:02



ルフィ
やっぱでんわする
16:03






***


ルフィはお互いが両想いだということを知らない設定で告白、みいさまリクエストありがとうございました。遅くなりまして、すみません。

ではでは、その後の小説をどうぞ。





「もしもし」

胸が飛び出るんじゃないか、ってくらい暴れている。ルフィからの電話は初めてではないけど、こんなに緊張したことなかった。

『なまえ、好きだ。』

LINEとは全然違う。言葉にされるだけでこんなにも、嬉しいものだなんて。
ルフィの声の後ろでエースさんの驚く声がするけど、そんなの気にしていられない。

「私も、好きだよ。」

ずっと抱えていた気持ちを吐き出す事が出来て、胸がスッキリしていた。

夏祭りに誘おうと思っていたのはルフィだけじゃない、私もだ。

『エース!!やった!なまえもおれが好きだって!!』
『落ち着けルフィ!暴れんな!』
『どうした!?叫び声なんて上げて』
『サボ!聞いてくれ!なまえがおれのこと好きだって!』
『なまえちゃんが!?』
『そう、なまえだ!』
『あのなまえちゃんが、まさかルフィと付き合うなんてな』
『どういう事だよ!エース!』
『それにしてもよかったな、長年の片想いが実って!』
『や、やめろよサボ!まだ電話繋がってんだぞ!』
『なまえちゃーん!ルフィをよろしくね!』

電話の奥で聞こえる仲の良い兄弟の会話に笑いつつ、鏡に映る真っ赤な自分の頬に触れた。うん、熱い。
夏祭りがこんなに待ち遠しいのは初めてだ。浴衣がどこにあるのかお母さんに聞くために、鏡から離れ部屋を出た。



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