8/16(火)ルフィ ルフィ ルフィうそじゃねェ!新学期から
がんばるってきめたんだ!
15:33
ルフィ ルフィ ルフィ ルフィ ルフィ ルフィ ルフィ 2人で行く理由になってな
いけど……いいよ!楽しも
っか!
既読 15:46
ルフィ ルフィ サボさんに教えてもらって
頑張って!
既読 15:50
ルフィ ルフィ ルフィ ルフィ ルフィ ルフィ ルフィほんとだ!すきだなまえ
でんわで言おうとおもった
けど今ちかくにエースがい
るから
16:00
ルフィ 私も、好きなんだよ。だか
らビックリして。
既読 16:02
ルフィ ルフィ ***
ルフィはお互いが両想いだということを知らない設定で告白、みいさまリクエストありがとうございました。遅くなりまして、すみません。
ではでは、その後の小説をどうぞ。
「もしもし」
胸が飛び出るんじゃないか、ってくらい暴れている。ルフィからの電話は初めてではないけど、こんなに緊張したことなかった。
『なまえ、好きだ。』
LINEとは全然違う。言葉にされるだけでこんなにも、嬉しいものだなんて。
ルフィの声の後ろでエースさんの驚く声がするけど、そんなの気にしていられない。
「私も、好きだよ。」
ずっと抱えていた気持ちを吐き出す事が出来て、胸がスッキリしていた。
夏祭りに誘おうと思っていたのはルフィだけじゃない、私もだ。
『エース!!やった!なまえもおれが好きだって!!』
『落ち着けルフィ!暴れんな!』
『どうした!?叫び声なんて上げて』
『サボ!聞いてくれ!なまえがおれのこと好きだって!』
『なまえちゃんが!?』
『そう、なまえだ!』
『あのなまえちゃんが、まさかルフィと付き合うなんてな』
『どういう事だよ!エース!』
『それにしてもよかったな、長年の片想いが実って!』
『や、やめろよサボ!まだ電話繋がってんだぞ!』
『なまえちゃーん!ルフィをよろしくね!』
電話の奥で聞こえる仲の良い兄弟の会話に笑いつつ、鏡に映る真っ赤な自分の頬に触れた。うん、熱い。
夏祭りがこんなに待ち遠しいのは初めてだ。浴衣がどこにあるのかお母さんに聞くために、鏡から離れ部屋を出た。
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