「もし…ルフィがいなくなったらどうする?」


ナミに聞かれた。

もし…いなくなったら…。

考えたくも無いけど…もし本当にいなくなったら…。


「死ぬかもしれない。」

「え…」

「私、ルフィがいないと生きていけないもん」

「はぁ…あんた達、ホントバカップルね…。」

「?」

「ルフィも同じこと言ったわ」


ルフィも?

私がいないと…生きていけない?

嬉しい。


「でも…私は、ルフィの傍にずっといるから、離れるときは一緒だと思う。」

「あんた達、ホントすごいわね、ルフィも同じこと言ってたわよ…」

「えっ!!」

「もしかして…次に思ってるのって…」

「ルフィに会いたい!!」


私は勢いよく部屋から飛び出した。


「やっぱりね…」


そう呟くナミの声は聞えなかった。


「あ!!ルフィ!!」


部屋の外にいたルフィに勢いよく抱きついた。


「一生、傍にいるからね!」

「にしし!!絶対離さねェ!」









例えば君がいなくなったら
(君がいないなんて考えられなくて)
(そのぬくもりをずっと感じて、)
(ずっと一緒に生きていきたい)





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