「おれといて楽しいか?」

「どうしたの?急に…」


ルフィのお気に入りの船首、では無くて甲板で寝転ぶ。

そよ風が気持ちいい。

そして、ルフィは突然変な質問をした。


「楽しいよ?隣にいるだけで楽しい」

「そうか!?よかった、おれと一緒だ」


今日、ルフィに聞いてみようと思う。

ずっと気になってたこと。


「ルフィ、私とどうしていきたい?」

「んん?どういうことだ?」


ルフィは意味がわからなかったらしく、首を傾げた。


「例えば、」

「?」

「例えばだよ?結婚したい、とか子供を産みたい、とか…。」


そういうとルフィはなぜか笑った。


「?」

「例えばじゃねェだろ?全部、これからやっていきてェよ」

「ルフィ…」











例えばで始まる無限夢想
(ずっと一緒にいるんだから)
(少しずつ私達のペースで…)
(私達の時間を創って行こう)





拍手お礼小説






戻る
×