好きって気持ちがどんどん出てきてしまう。顔や声を想うだけで、居ても立っても居られない。ずっとあなたの傍にいたい。それが、恋ってものだよね。

「○○―!!」

あなたに呼ばれるだけで、鼓動がどんどん速く鳴る。ぎゅ―っと抱きつくと、あなたも抱きしめ返してくれる。それだけでなんだか嬉しくなって、頬が緩んでしまう。

「今日は甘えただな?」
「そう?」

だって好きなんだもん。どんどん出てきちゃうこの気持ちはどうしたらいいんだろう。

「ねェ、チューして?」
「ホント、甘えただな」

そう言ってもしてくれる。ホント、優しい。あなたがすごく愛しい。

「ねェ、スキ?」
「好きだ、」
「私はアイシテル」
「おれはもっとアイシテル」

壊れてしまうほど、溢れるこの想いはどうしたらいいんだろう。伝えても伝えても、溢れてくる。

「ねェ、一生愛してね?」
「一生愛すから、覚悟しとけよ?」
「任せといて!ルフィが海賊王になっても離さないから!!」


ねェ、あなたが夢を叶えるとき、私はちゃんと隣にいるよね?

重い、っていうのはわかってる。でも、好きなんだもん。仕方ないじゃない。





甘い時間
(好き、っていうのは知ってる)
(でも、やっぱり言葉にされると)
(嬉しいってのも知ってる)



ちょっと重い女の子の話
修正 20131104






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