「あーんなでっかい声で喘いどったら隣のキッモイ浪人生に聞かれてまうで?オナニーする時は俺だけが聞いたるからいつでも呼んでや。090-xxxx-xxxx」


最近、毎日何百通と携帯に届くメール。差出人は知らないアドレス。

私は最近になって気が付いた。これはストーカーなんだと。





怖くなって携帯の電源を切って学校にも行かず何日も引きこもった。たまにインターホンが鳴るけど全部無視、無視無視無視。家に入れたら取り返しのつかない事になっちゃう。…がしかし友人や家族のメールだけは見ておこうと携帯の電源を入れたら、未読メールが1000通。とっくにメモリの限界を超えていた。


「何してるん?部屋に篭りっぱなしやと体に毒やでー」

「引きこもってばっかやからオナニーの回数増えたんとちゃう?まあ俺は名前の喘ぎ声でお前の3倍は抜いとるけどな」

「あかん、名前に会いたい。名前が心配やねん。今から会いに行くから待っといてや」


これが数分前にきたメール。そして気づけばガチャリと開けられたドアの音。閉められた鍵とチェーンの音。そしてひたひたと歩く足音。顔を上げればそこには眼鏡をかけた髪の長い長身の男の人が立っていた。


「あ…、あ…」


私は震えて声にならない声を出して尻餅をついたまま後ずさる。彼はニッコリと笑って私に近付く。


「これ色違いで持ってたんか。もう一個は俺んちにあるで」


そう言われて先日盗まれた下着を思い出した。彼はただ口を開けて声にならない声を出して震えている私のTシャツを捲り上げ部屋着のジャージをずり下ろす。あっという間に恥ずかしい格好になってしまった。


「あー、おっぱい柔らかいな名前は」


俺の想像通りやってわざわざ付け足さなくてもいいのに。彼の手はブラを押し上げて胸をぐにぐにと揉んで、パンツの中に手を突っ込んで中を掻き回した。


「やあぁんっ、ああっ、あっ」

「オナニーより声でかいなあ。俺の指気持ちええの?」


彼が言ってる言葉なんか半分頭に入ってこなくて、私はただ喘ぎまくっていた。本当はこんな変態の指なんかに感じたくないのに。


「まん汁垂れ流しになっとるで。フタせんとな」

「え、…ひああっん、ああ、やめてぇっ」


突然私の脚の間に顔を埋めて濡れきったところをペロペロと、いやベロベロと激しく舐めては吸われた。時折クリトリスを唇で挟まれてイきそうになってしまった。

彼は何でも知っている。それなら私の敏感な部分だって知ってるはず…。彼がクリトリスばかり責めてくる理由に納得してしまった自分がいる。


「名前のまんこおかしいなあ…舐めても舐めても汁が溢れて止まらへんよ」

「ああっ、ひい、うっ、はあんっ」

「ほんならもっとでっかいフタしてやらんとな」


そう言って本当に突然、彼は私の中にペニスを突っ込んできた。

激しく腰が打ち付けられて思わず彼の腕を掴んでしまった。すると彼は私の両手を握り激しいんだけど、優しく中を突くようになった。


「名前のまんこ、最高やわ…っ」

「ああっん、あ、はあ」

「俺のちんこよう締め付けてるで。ほら見てみ」


腰を高く上げられ結合してる部分が丸見えになった。恥ずかしくて顔を背けたら、彼の唇が私の唇を塞いだ。息も出来ないような、激しいキスだった。


「ふ、あっん…、んっ」

「くちゅ…、ん…、ほんまはもっと長いんやけど、名前相手やと無理そうやな。堪忍してな?次はいっぱいしたるから」

「…?ひあ、ああ、あああっ、あんっ!」


急に、さっきよりも激しいピストンで私を突く。相変わらず手は握ったままでまるで恋人同士なんじゃないかって錯覚した。ううんでも違うの。現実は、こいつはストーカーで、私をレイプしている。でももうそんな事は次第にどうでもよくなってしまっていって…


「ああっ、出すで、濃いの、たっぷり出したるからな…!」

「んんっ、あっあっ、ああああんっ…!」

「名前、名前イクっ、イクで…!」


中にどっぷりと精液が注がれて、ストーカーの彼はぐったりしながら私を抱きしめ「愛してる、愛してるで名前…」とうわ言のように呟いていた。





「また来るからな。鍵変えたら泣くで。」


そう言われて鍵を変えずそのままにしている私。私もこいつと同じ変態なのかしら、とつくづく自分に呆れた。


「あ、ああんっ、もっと…っ」

「名前これ好きやなあ。今日もいっぱいココ責めたるからな」





20110905



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