「銀時やい、眠れないわ」


「ぐぅぐぅ」


「寝たふりかましてんじゃないよ!!」


「ブベッ」


「眠れないなら眠れないって言ってくれればいいじゃない。もぅ」


「なにが"もぅ"だ。かわいくねーんだよ!!つーか、今確実にガッツリ殴って起こしたよな!?」


「何寝ぼけてるの。天パのくせに」


「天パ関係ねぇえええ!!」


「ねぇ、それより眠れないの。何か話せよお願いします」


「明日仕事なんだけど」


「私は休みだよ」


「……」


「……」


「よし、寝よう」


「殺すぞ」


「すみませんでした」


「ねえ、隣、行ってもいい?」


「…おう(歳考えろよ馬鹿か」


ガサゴソ


「ふぅ。………ん、アンタ…何かオッサン臭しない?」スンスン


「追い出すぞコラ」


肩をグィっと押す


「…っやン!」


「…ちょ、おま、なんつー声出してんだよ!!」


「今、変なところ触ったじゃん!!ふぁっそこそこ」


「肩じゃねーか」グィ


「あっ…、もっと強く」


「ここか?」


「んんっ、あっーいいわ〜」


「はぁ…ったく…」


「そういえば昔、先生の肩揉みしてたよねー」


「…ああ」


「先生以外に凝ってて、私ったら先生に「おじいさんみたい」って言ったわ。そしたら先生は「大人になれば名前にもわかりますよ」ってさー」


「……」


「…私たち、大人になってたんだね。肩も凝るし、お酒も飲むし……………って何さりげなくブラのホック外すのよ!!」
(ブラをつけたままじゃないと寝れないタイプ)


「いや、名前さんが大人になったと言うので、身体の方はどうかな〜って」


「最っっ低!!今のタイミングでやるかよ!!」


「ぼびろっ」


ジリリリリリリ


「あ、6時じゃない。銀時くん起きる時間よ。…〜ふぁぁ、私は眠くなったし、寝るね。おやすみ」


「え」