≪ホントの心≫
眠たい目をこすり、室長室へ向かう。
時間は朝五時。急遽呼び出されたため、物凄く眠い。
何時だと思ってんだか…独り言を呟きながら室長室の扉をノックする。
コ「入って…」
ぶっちゃけ寝ぼけたような口調で言われると入る気にはなれないが、入らなかったら入らなかったで後がどうなるか分からないので、扉を開く。
「室ちょぉ〜…」
案の定、室長は眠って居た。仕方ないので、室長専用の呪文を口にする。
「室長…リナリーが結婚しちゃいますよ」
何故だか起きない。不審に思いながら一発殴る。が、寝返り(まあ机につっぷしって居る状態なので寝返りできたらそれはそれでまた怖いが)一つせずに眠り続ける。
仕方が無いから強行手段。
「コムイ」
室長は飛び起きた。極秘ではあるが、付き合って居る私たち。まだ名前で呼んだ事が無いせいか私の言葉に一々反応する室長
コ「やっと名前で…「呼んだ訳ではありませんから」」
呆れた様な、困った様な顔をする室長。
コ「…分かって居るよ、そのくらい。まあここに呼び出したのは何となくで、深い意味は無いから帰って良いよ」
せっかく早起きして来てやったのにこんなオチだったら本当に殺りたくなる。
「室長…」
コ「何だい?」
「冥土喫茶に送ってあげます…」
コ「え…?字、違うくない?って…ぎゃああああ!」
気絶した室長を見捨てて部屋に戻る。書類の隅にこう書き残して…
名前で呼びたいのは山々なんだけど。
眠たい目をこすり、室長室へ向かう。
時間は朝五時。急遽呼び出されたため、物凄く眠い。
何時だと思ってんだか…独り言を呟きながら室長室の扉をノックする。
コ「入って…」
ぶっちゃけ寝ぼけたような口調で言われると入る気にはなれないが、入らなかったら入らなかったで後がどうなるか分からないので、扉を開く。
「室ちょぉ〜…」
案の定、室長は眠って居た。仕方ないので、室長専用の呪文を口にする。
「室長…リナリーが結婚しちゃいますよ」
何故だか起きない。不審に思いながら一発殴る。が、寝返り(まあ机につっぷしって居る状態なので寝返りできたらそれはそれでまた怖いが)一つせずに眠り続ける。
仕方が無いから強行手段。
「コムイ」
室長は飛び起きた。極秘ではあるが、付き合って居る私たち。まだ名前で呼んだ事が無いせいか私の言葉に一々反応する室長
コ「やっと名前で…「呼んだ訳ではありませんから」」
呆れた様な、困った様な顔をする室長。
コ「…分かって居るよ、そのくらい。まあここに呼び出したのは何となくで、深い意味は無いから帰って良いよ」
せっかく早起きして来てやったのにこんなオチだったら本当に殺りたくなる。
「室長…」
コ「何だい?」
「冥土喫茶に送ってあげます…」
コ「え…?字、違うくない?って…ぎゃああああ!」
気絶した室長を見捨てて部屋に戻る。書類の隅にこう書き残して…
名前で呼びたいのは山々なんだけど。