1/3 「オレのテーブルに置いといたコアラのマーチ食ったの誰だよ?今なら場合によっちゃ3/4殺しで済ましてやるから名乗り出ろって。」


暇だ暇だと言ってリビングにいるヴァリアー幹部みんな(といっても私とスクアーロの二人だけ)にベルが尋ねてきた。


「ゔお゙ぉい!3/4殺しってほとんど死んでんだろぉがぁっ!!」

「オレ王子だしそんなん知るかよ。」

「あ、北朝鮮がまたテポドン発射したんだって…世も末だねぇ。」


新聞のテレビ覧を見ながら言う。なんか鼻の奥が生臭いのはそっとしておこう。


「世も末なのは緋彗の頭っしょ。何その鼻の下の赤いストライプ。オレのコアラのマーチ食ったろ。」

「ちょっと鼻糞深追いしすぎただけ。断じてその件とは関係ない。」

「年頃の女が深追いすんじゃねぇ!てめぇ何やってんだぁ!!」


つか嘘だろ緋彗。とベルに言われたから、何故?と聞いた。


「だってお前の血から糖分のニオイがするもん。」

「どんだけ嗅覚優れてんだよ。」

「それにその口の周りの茶色いブツが動かぬ証拠ってことな。さぁ死んでもらうぜ?」


シャキーンとベルの右手にはナイフ。あー怖い怖い最近の子はキレやすくて嫌よ私。


「これはウンk『嘘つけぇぇぇぇええっ!!!!』


ゴッとベルに殴られ、スパァアァンッとスクアーロにはハリセンで叩かれた。
スク曰く、ツッコミたる者…いつ、どんなときでもボケに対応できなきゃいけねぇんだぁ。らしい。
そんなくだらないポリシーなんて丸めてドブに捨てちまえばいい。 page:
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