2/2 「でさぁ、また場面変わってさー。」


まだ話あったのか。


「生きてたんだよね。」

「何が。」

「ベル達。」

「気付けぇぇえっ!!!!どんだけお前鈍いんだよ!どんだけ自分の感覚に自信持ってんだよ!!つかそんだけ自信あるなら夢って端から気付けよぉぉおっ!!!」


うるせぇぞツナ。とリボーンに言われたから、あ、ごめん。と謝る。


「ぷ。」

「お前…!!」


最悪だこの女!もう無視だよ!!コイツと目ェ合わせないオレ!


「てゆかさ、どうすればいいのさ?」

「知らないよもうオレ眠いんだってわかってんだろ?とりあえず考えるな寝ることに集中しろよ。」

「でもさ、集中してると逆に眠れなくなんない?どうやって眠るんだっけ?だって寝るのってさ目ェつぶってるだけじゃん。それって結局真っ黒だけど瞼閉じて外見ずに瞼の裏見てるだけで眠ってるわけじゃないじゃん。なのにこれから眼球どう動かしたら夢みたいな空想の世界に行けるんだよ。このまままっすぐ瞼の裏見てたらさっきみたく夢見れるの?それとも上?下?どうすれば眼球が休んだ状態=夢を見るになれんの?てゆかそもそもなんで真っ暗な瞼に背景とか色が着くの?寝るってなn「やめろぉぉぉぉおおっ!!!!!」


根本追求しすぎじゃねぇか!!!


「つかオレが知るわけないじゃん!どーしてくれんだよ意識してたらオレもわけわかんなくなってきただろ!?眠るのってこんな難しかった!?オレ達今までこんな高度な生活送ってた!?」


はぁっ、はぁっ、と息を切らせながらガバッと起きる。布団も二人で一つだから緋彗が身震いした。


「とりあえずツナ、


ミルクでも貰おうか。」

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