「雰囲気と語呂で乗り切りましたもん。」 ふふんと胸を張れば、威張んなバカ。と鼻で笑われたので、うるさいなぁ。と言い返す。そう、私達は今テスト勉強をしているのです!(明日に備えて)(一夜漬けで) ちなみにあの後はちゃんと学校に戻ったのだけれど、精神的ショックみたいなのにまだ立ち直れてなかったので、そのまま保健室に行って時間を潰してました(パズルとか視力検査とか)(身体測定もしてました)(あとガン寝) なんだか変な人がうんたら、私がかんたら高杉くんが追い払っただなんだと言う話は警察経由で広まった模様。 テスト前日のため早めに切り上げられたHRまでに間に合うようにとクラスに向かえば、他のクラスの人に後ろ指指されて落ち込んで、武市くんとまた子ちゃんと出会ってなければたぶん保健室にリターンしていたと思います。 それでお家はなんか気分悪いしテストにも備えるべきと考えて、またまた高杉くん家にお邪魔させてもらっている状況でございます(驚きの広さ!)(凄まじき安心感!) 勉強も教えてもらえるというサービスも付いていて私的にはテスト勉強巻き返せそうな気がして嬉しいかぎりです! …まぁ“気”だけなんですけども。 一方、この家の主 is 高杉くんははた迷惑な感じで蜜柑に…違った眉間に皺寄せまくりです(うぉお…すみません!)(でもここから出さないで!) とりあえずサービスを全面に受けるというのもアレなので高杉くんがお風呂入っているうちに勝手に夕食つくらせてもらいました。 え?自分の分だけ作るだなんて嫌な奴だ?ちゃんと二人分です!そこまで神経太くないもん!!今朝だって、私一人ぼっちで寝れなかったから3時くらいから朝ご飯作ったもん!! 「ていうかまずなんですか一般動詞って。というかなんでThere areが、いる。とか、ある。って意味なんですか?理解不能。」 「中坊に戻ってこい。元々areには、存在する。って意味があんのくれー聞いたことは…」 「んー…ないですね!」 きりっと顔を引き締めて向き合いながら、私の人生においては不必要!ときっぱり付け加えると高杉くんは天を仰いで溜息。 「ククッ…面白ェじゃねーか、なァ?」 「え?ちょ、どうしたんですか高杉くん。」 溜息をついたかと思えばニヒルなあの笑みを浮かべた。あ、嫌な予感するんですけれども。 「オイ睡。」 「はっ、はい!」 「この俺がテメーに根本から叩き込んでやらァ、 覚悟しろや。」 「ひぃぃいっ!!叩かなくていいですっ、教えてくれるだけで十分!そこまで熱心にやらんでくださぃい!!」 11ページに足掻く痕跡 (…睡テメー将来考えてんのか?) (うーん…母がホテルとかの建築デザインやってるんですね。 だからとりあえず美大行って家具のデザイン学んで違う方向から支えないとなー。とは思ってます。あと保育士とか?受かんなかったらNGOのボランティア団体に参加したいです!) (! あぁ、そうか…。なら理系と社会は赤点取らない程度に捨てろ。) (わ、教える側にあるまじき発言!) (そんだけお前がわかってないっつってんだよ。) 昔っからお前はいつも他人ばかり考えてやがらァ。 ふっ、テスト前に短いとはいえ更新した自分に乾杯(´ー`)← なんかまた高杉くんらしくなくなった気がする○| ̄|_ もうみんな私に才能を与えようか。 20090906 |