忍足侑士とモノマネクイズ




※超短
※100%アホ





3時間目が終わり、次の4時間目でお昼…

あと少しだ…と、次の授業のためにと気合いを入れ、準備をしておこうと引き出しに伸ばした手は、なまえにより止めざるを得なかった。





『よし、ゆーし。モノマネクイズしよう』

「…は、何て?」

『モノマネだよ、モ・ノ・マ・ネ!』

「どないしてん、急に…てかなまえ、モノマネ出来るんか?」

『……為せば成る、為さねば成らぬ、何事も』

「…ぶっつけかいな」

『い、いいからほらっ、行くよー!』






そう言って、なまえは右手を顔の前に持ってくると、そのままポーズをとって静止した。






「……それはモノマネとは言わんやろ」

『答えをどうぞ!』





いやどうぞって…


とりあえずなまえの右手を見る侑士。


親指、人差し指、中指の3つが開かれている。





「……フレミングの法則?」

『違う!』

「分かった、跡部やろ?」

『違う!!ガリレオだよ!!』

「答えんの早ない?…なしてガリレオやねん…」

『今再放送してるから!だからゆーしも見てね!』

「なまえ自分、それが言いたいがために、モノマネクイズしたんかい…」

『おお、当ったりー!』





ここで当たり言われても、なぁ…

呆れて溜息をつくも、なまえのあどけない笑顔に、つい毒気を抜かれたのか、その頭をよしよしと撫でることしか出来ない侑士であった。



忍足侑士とモノマネクイズ

『あ、先生きた!』←席へ戻る

「……教科書出そ」


程よい暇つぶし

End
ーーーーーーー
ただガリレオポーズが跡部みたいって書きたくて←
こんなくだらない休み時間が好き(笑)

2015.1.24

[ 18/24 ]

[*prev] [next#]
[ mokuji]
[しおりを挟む]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -