騎空士、マスターになる




※団長=グラン
※ルリア(中の人)の実話含む
※ほぼ実話
※夢主=ぐだ子でも(たぶん!)可!
※夢主の弟=ぐだ男でも(それなりに!)大丈夫!
※二人は元々空の民というとんでも(?)設定
※何でも許せる人向け、と言う名の自己満作品
※OK?






澄み渡る青い空。

ゆったりと流れる白い雲。



『えっと、ルリア、ここの編成なんだけどさ…』

「ん?ルリアが手伝ったところか?」

『あのね…エンジェル武器が装備に入ってるんだけど、これは一体…』

「へっ?…はわわっ!す、すみません!!」

「何だよルリア、おっちょこちょいだなぁ!」

『そんなルリアも可愛いよ。ねぇグラン』

「ナマエの言う通りだと思うな。ねぇビィ」

「それもそうだな!」

「はぅぅ…ビィさんもナマエもグランも、からかわないでください!」



耳に優しい笑い声。

暖かな空気。


今の私の目の前に、そんなものは一切無かった。




『幽霊マンションって…』



どんよりとした夜空。

微かに点滅する電灯。

耳を掠める不穏な声。

冷たいような、生暖かいような、何とも言い難い空気。

星晶獣セレストのいた島と似たような空気感。


ルリアじゃないから、ゴーストとかはそれなりに平気だけどさ。スケルトンとかゾンビとか、とりあえず光の矢(アローレイン)で一掃していくスタイルの騎空士だし。



グランサイファーでの日常が既に懐かしく思えてきた。



ーー「姉ちゃん!助けて!」

ーー『!?』



実の弟からの突然のSOS。

それに応えた結果がこれだから仕方ない、か。




「さっきから黙りこくってるけど、大丈夫か?」

『うん、壮大な現実逃避を終わらせた所だから、大丈夫だよ。先に進もうか』

「わかった」
「はい、先輩!」



マスターである私よりも前にでる二人ーー式とマシュの姿に、なんだかもどかしくなる。

騎空士として前線で戦うのが当たり前だったのが、指揮を執るだけだなんて。

まぁ、それがマスターとサーヴァントの戦い方だってエミヤ先輩に言われたからね。これも仕方ない。(アローレインのことを言ったら、微妙な顔をされた。)



***




『おお、なんかドロップ?した…九字兼定?概念礼装?とりあえず装備すればいいの?』

「俺に聞くな」

『式ちゃん冷たい』

「ちゃんを付けるな」

『……』



マスター初心者の私にわからないことが、サーヴァント初心者(?)の式ちゃ…式がわかるはずもない、か。やっぱり仕方ない。…仕方ないことだらけでどうしたものか…。



「ナマエちゃん」

『はい、頼光さん』




弟からサポート役として紹介されたのが、見目麗しい彼女ーー頼光さんだった。


ーー「マスターの実のお姉さん?あらあらまぁまぁ!新しい私の娘も同然ですね!」


…あれは一体どういう意味だろうか…。


ーー「姉ちゃんに魔法の言葉を教えておくな!」


…“やっちゃえ、バーサーカー!”って、どの辺に魔法要素があるのか…。




「その九字兼定はEXP…育成に用いるものなのですよ」

『それは、つまり……』

「…先輩?」




いくせい、イクセイ、育成…


要は餌武器…エンジェル武器…


…うん。



『ルリアごめーーーーーん!!!』

「「「!?!?」」」


盛大に謝罪をしました。


騎空士、マスターになる
(前途多難だ…!)
End?
ーーーーーーー
空の境界コラボ(復刻)があるからという勧誘でマスターになりました←
一応イベシナリオはクリアして式ちゃん(☆4/殺)が仲間になりました。☆5(剣)式ちゃんも仲間になりました!
とりあえず、タマモキャットちゃんとエミヤとフレサポで爆走した←(ゴリ押したとも言う)
結論、ぐだ子受の沼にはまった
2018.3.30

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