ライド・ザ・水泳部!






※CVネタ注意





最近弟や近所の子供達がこぞってとあるカードゲームにハマっている。そんな流れでなまえも始めたカードゲーム、ヴァンガードだったけど…見事に彼女もハマってしまったのだ。


そんな話を、何となく後輩の江としていたところに、渚が割って入ってきたのが、全ての始まりだった。







***






所変わって、ハルの家。

広い机を挟んで座るなまえと渚。
机は、惑星クレイと化していた。





「行っくよー!…立ち上がれ、僕の分身!ライド!ブラスター・ブレード!!」





元気よく叫ぶ渚。
続けざまに渚が新たにコールしたユニットについて、なまえの隣に座る真琴に凛が説明していく。もちろん、渚本人も自慢気に話す。


真琴も、なまえと同じで最近始めたらしく、蘭と蓮の為に勉強しているのだ。





「大分わかってきたよ」

『私も、渚のおかげで戦略広がったかも…』

「よしなまえ、渚の次はオレとファイトだ」

「マコちゃんは僕とね!」

「まさか凛が出来るとは知らなかったよ」

「…というか、いい年してカードゲームですか」




お盆に麦茶の入ったコップを乗せてきた怜くん。麦茶を置くと、渚の隣に座る。そのあとに続けて、スルメイカの乗ったアルミホイル片手に遥がなまえの隣に座った。





「分かってないなー怜ちゃん!」





そう言うと渚は、なまえのヴァンガード…つまり、惑星クレイのなまえ…“バトルシスター たると”を手にとった。





「イメージして!なまえちゃんは今、このユニットの姿になっているんだよ!」





それって、コスプレしてるって言いたいのかな…
でも、たるとのコスならしてもいいかも!可愛いし…
ふとそんなことを考えるなまえ。




バタ…





「怜が倒れた!」

「……イメージというより妄s「凛ちゃんは黙って!」

『ハル…?』




怜が倒れた音よりも、なまえは隣の遥の、息を呑むかのような動きの方が気になった。

ふと見ると、一枚のカードを手にしている。





『何のカード見て…』




なまえの隣で、遥が手にしているのは、なまえがここに来る前に買ったブースターパックのカード。
自分の使うクランのカードをデッキと入れ替えた。もちろん、違うクランも入っている。遥はその内の一枚を食い入るように見ているのだ。

そっとなまえが覗き込む。すると、思わず笑い出した。





『ふふ、さすがハルって所ね』

「んー?…あっ、クランがアクアフォースだ!」

「何処までも水だな、ハルは」




結局、渚が怜にカードを教えると、やはり理論へと走り、遥は海原を舞台としたカードをみて、お風呂へと走っていったのだった。

End
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超自己満CVネタ☆
タイトルが適当過ぎる件←
ハルなら、アクアフォースを気に入ると思う←
2015.3.2

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