Look Like Animal





※ギャグ
※CVネタ
※『きっかけ』『笑顔の意味』同ヒロイン設定






『赤司くんってさ、ペンギンに似てるよね』

「…え?」

「!?」

「……ペンギン?」

「えー、そうー?」

「「ッ、プハッ!」」

「……青峰、黄瀬、筋トレ2倍」





上から順に、赤司、黒子、緑間、紫原、青峰と黄瀬…なのだが、赤司は涼しい顔でアホ二名に制裁を下す。





「何でそう思ったの?」

『何となく、かな…』





桃井の質問に、えへへ、と苦笑するなまえ。

深い根拠などなく、思ったことを何となく言ってしまったそうだ。




「ねーねーなまえっち!オレは、オレは!?」

「犬」

「イヌ」

「駄犬」

「ちょ、何でそうなるんスか!!」




キャイキャイ騒ぐ黄瀬をよそに、…しかし、何故ペンギン?と考える赤司。

同じく疑問に思った緑間がなまえに聞こうとした瞬間、割って入る人物が一人。




「赤司くんがペンギンに似てるなんて、ないですよ。ねえ、赤司くん」

「…黒子?」

「なんか黒ちん、必死?」

「……いえ、そんなことは」




突然の黒子の発言に訝し気に睨む赤司。

怯むことなく睨み返す黒子に、雰囲気の悪さを感じた黄瀬が無理やり話を変えようとする。




「ね、ねーねーなまえっち!オレは!」

『えっと…




やっぱり、犬、かな』

「何でっスか!」



が、ただただ自分へのダメージを受けるに終わった。


しかし、そこでへこたれないのが黄瀬という男なわけで。

隣にいた緑間を見て、ニヤリと笑う。
当然、緑間の眉間にシワがよった。




「じゃあさーなまえっち、緑間っちは?」

「何でそこにオレの名前が出てくるのだよ」

「別にいいじゃないっスか!」

『うーん…




ラマ?』

「「ブッフゥ!!」」

「そこはラクダじゃないー?」

『そうかも』

「っ、そこは同意するところではないのだよ!」


Look Like Animal

(ペンギンは僕です)
(黒子は案外、犬じゃないのか?)
(……ペンギンです)

なまえの好きな動物であるペンギン。今までペンギンに似ていると言われてきた、そのポジションを取られまいとする黒子と、そのことを何と無く察した赤司の攻防はまた別のお話…

End
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アニメ、白いクマさんのカフェより。久しぶりにコミックスを読んだら、ふと、ナマケモノさんがバスケットボールをもって「Can doしてる?」と言ったのを思い出しましてw←
(かなり前の話ですがw)
2016.1.4

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