氷帝小話




氷帝学園テニス部の唯一のマネージャーであるなまえは、部員たちが着替えをしている間に今日の日誌を書いている。


その頃、部室では・・・



跡部「〜♪チャーアームーポイントは〜〜!なーきボクロ〜ゴージャスホクロ〜〜〜♪」

長太郎「宍戸さん...なんで今日の跡部さんはあんなにテンション高いんですか?」

宍戸「しらねーよ、んなこと!」

日吉「跡部さんが浮かれている...!?ハッ!!今こそ下剋上のチャンス...!!」

向日「このあと何かあんのかな〜?」

跡部「おい樺地!メイド達に新しいシャツを届けておくよう言っておいたんだが...届いてるよな、あーん?」

樺地「ウス。」

跡部「フンッ。......よしっ。おい樺地!ミラーを。」

樺地「ウス。」

ジロー「あれ、跡部?そんなに気合いれて、どっか行くの?デート?」

一同「「「「デート!?!?」」」」

跡部「な、なんで知ってるんだお前ら!? もしかして樺地、てめーが告げ口したのか?あーん?」

樺地「(首を激しく横に振る)」

ジロー「いや、その気合いとテンション見れば大体わかるよ跡部...。」

向日「それでその...誰と行くんだ?」

長太郎「まずいつもの取り巻きの女の子でない事は確かですよね。」

宍戸「ああ。あんな安っぽい女と跡部がデートなんかありえねえだろ。激ダサだぜ!...まぁ羨ましいがな(ボソッ)」

跡部「じゃあ言うぜ、お前ら。」

一同「「「「「(ゴクリ...)」」」」」

跡部「なまえだッ!!!」

一同「「「「何だってーー!?!?」」」」

向日「なまえだと...!?」

長太郎「うわぁ、なまえちゃんと...」

日吉「失礼ですが跡部さん、あんたになまえさんを喜ばせることが出来るんですか?」

跡部「なんだ日吉、羨ましいのか? フッ、心配ねーよ。俺様を誰だと思ってんだ、アーン?
レディーの扱い方くらい嗜んでるぜ。」

日吉「なまえさんを困らせたりしたら、先輩とはいえ容赦しませんからね。(チッ)」

宍戸「で、どこに行くんだ?」

跡部「どうしてもあいつが買い物に付き合って欲しいって言ってんだ。だから街でショッピングした後、俺様とディナーだ。」

ジロー「跡部〜、そのまま持って帰っちゃったりしちゃだめだよ〜。ふぁ〜...眠い...。」

宍戸「じっ、慈郎!なんてこと言いやがる!」

向日「ん?ん?お持ち帰り...?どういう事だ?夕飯はレストランで食べるんじゃないのか?」

日吉「向日さん...ピュアですね。」

向日「はっ!?え??」

長太郎「俺もあんまりよく分からないです。」

宍戸「ちょ、お前らな〜...。ちょっと来い!......お持ち帰りっていうのはなぁ、デートの後とかにズキュゥゥゥンってバーーーーンッしてドーーーーンする事だ!(自主規制)」

長太郎「うわぁぁそ、そんなこと...!!」

向日「ひ、卑猥だぜ...跡部。」

跡部「安心しろてめーら!それはねーよ。..."まだ"な。いずれは俺様の美技(意味深)で心もカラダも俺様の物だぜ。(※スーパー諏訪部ボイス) ハハハハハーーー!!」

日吉「(あいつ完全に楽しんでやがる)」


ーーーーーートントンッ


なまえ「ちょっとみんな〜早くして!もう校舎閉まっちゃうからー!」

跡部「っあぁすまない!ほらっお前ら早く荷物まとめろ!」

なまえ「ていうか荷物取りたいから入るよ〜。」

ーーーーーーガチャッ

向日「おいおいなまえ〜!跡部とデートってほんとなのか!?!?」

なまえ「きゃっ!がっくん!いきなり駆け寄ってきてビックリするじゃない〜。え?なに?デート?」

日吉「この後跡部さんとデートじゃないんですか?」

跡部「おっ、お前ら、本人の前で言うな! 照れんだろーがッ!」

なまえ「え?....あぁ!そのことか!デートなんかじゃないよ!!」

跡部「え・・・。」

なまえ「新しいユニフォームをオーダーしに行かなきゃいけないんだけど、その時に結構お金が掛かるの!
なんせうちの部って200人も部員がいるでしょ? オーダーする時に莫大なお金が掛かるのよ〜。」

跡部「・・・。」

なまえ「だから跡部くんいた方がいいかなって思って」

日吉「あー!それなら跡部さんがいた方が"金銭的な面で"いいですよね。(ざまあww勘違い乙ww)」

宍戸「なんだそんな事だったのかよ!心配した俺がちょいダサだぜ。」

長太郎「宍戸さん、今なんて?」

宍戸「あー?ちょいダサだぜッ!」

長太郎「激じゃなくてちょいですか?」

なまえ「あ〜もう!ジローちゃんまた寝てるし!ほら、おーきーてー!!」

向日「うわっ!跡部大丈夫か!?前に焼肉で青学の乾特製の粉悪秘胃(コーヒー)を飲まされた事があったが、あの時みてーに固まってるぞ!」

宍戸「なまえの言葉にショックを受けながらも立ったまま尚、君臨するのか、跡部。俺はそんなお前に敬意を表するぜ...!」

なまえ「えっ!?跡部くん!?どうしたの大丈夫!?」

跡部「........ハッ!!」

なまえ「ちょっと大丈夫〜?ほらっ!もう外に跡部くんの家の車来てたから行くよ!しっかり荷物持って!」

跡部「....ああ....」

ジロー「ん〜まだ眠い...あれ。跡部が相当落ち込んでるみたいだけど何かあったの?」

向日「いや、そこは触れないでやってくれ、ジロー。」


なまえ「じゃあお先に〜お疲れ様でした!ちょっとほんとにどうしちゃったの跡部くん; しっかり歩いて!!」

宍戸「お疲れ様〜!...って大丈夫かあいつ。」

日吉「打ち砕かれた跡部さんの心...!ハッ!今こそついに下剋上のチャンス...(本日2回目)」




ちゃんちゃんっ!
オチないwwwてか跡部様まじで大丈夫かwwwwこの二人のこの後が気になりますね^p^
夢主ちゃんの笑顔で元気になるのか!?
サヤ様!相互リンクして頂きありがとうございます(^o^)!駄文ごめんなさい;;


→きました、アホべw最高ですね★
ピヨしもいい感じなキャラで、めっちゃ笑いました!
きょーこさん、ありがとう!!

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