君の名……は?







※ただの会話(?)文
※一方的な語りとも言う←




《藤木遊作》



『まず、遊の字が入ってるのはいいというか、当然として……遊作っていう名前自体に衝撃を受けたよね』


「……何故?」


『ほら、見た目は子供、頭脳は大人な彼のお父さんでしか聞いたこと無いなって』


Ai「ああ、あの名探偵だろ?」


「……」


『あと、苗字三音ルールなのかな、とか』


Ai「なにそれ?どゆこと?」


『ん?だってほら、

1、むとう
2、ゆうき
3、ふどう
4、つくも
5、さかき

でしょ?』


Ai「そういう意味か!歴戦の決闘者達の系譜だな」


『そうそう。某刑事ドラマの、警部殿の相棒だって、《か》で始まって《か》で終わるっていう名前ルールだし』


Ai「某刑事ドラマって伏せた意味がまるで無いよな、それ」


『そう?』


Ai「そうだろ。…って、さっきからずっと黙りかよ遊作ちゃんわよー!」


『え?黙りも何も、遊作なら話し始めてすぐ、草薙さんの所に行ったよ?』


Ai「はぁ!?じゃあ何だよ、本人抜きでずっと喋ってたのか!?」


『うん。Ai、気付かなかった?』


Ai「この文面だけで気付けるヤツがいたら、見てみたいね!これだから人間様は!」


『あはは、ごめんって』



君の名(の由来)は?
(ルールを守って作られたんでしょ?)
End
ーーーーーーー
メモから発掘された作品。…作品?
2017.11.9

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