罰ゲーム・序章







ある日の立海男子テニス部の部長様が、こんな事を提案してきた。







「いまから罰ゲームしようか」

「え」





部員の誰かが思わず漏らした声…それに続くように、発言したのは、ルーキーの切原赤也だった。






「ゲームじゃなく…罰ゲーム?」

「某遊びの王様でも、ちゃんと勝負してから罰ゲームしてたぜよ」

「“マインドクラッシュ”とかな」





赤也の発言に便乗した仁王と丸井。

二人の発言に、赤也は目を輝かせる。






「懐かしいッスね!オレ、カード持ってますよ!」

「お。じゃ、今度オレと決闘するか」

「なんじゃ、丸井も持っとるんか?」

「魔法使いデッキだぜ」

「ブ○マジガールとかか…丸井の趣味、案外ふつーじゃの」

「オレの趣味勝手に考えんな!マジシャンシリーズ、かっこ良いだろい?……そういう仁王はどうなんだよ?」

「そりゃ、お注○天使リリー派に決まって…」

「ガチで答えんなよい!!」

「あ、じゃあ、雷電娘○とかはどうっスか?」

「悪くはないと思うがのー。そっちよりも…」

「ねぇ、まだ続く?」

「「「………」」」






三人の会話に、鶴の一声…ならぬ魔王の一声。






「そんな会話しながら俺から距離取るなんて…いい度胸してるね、プリガムレッド」

「「「………;;」」」





一瞬にして部室はブリザード。

絶対王政に反逆しようものなら、何が待ち受けているやら…





「ほら、早くくじ引いて。明日の昼休みに、くじの内容を実行してね?」


「「「イ、イエッサー…」」」





ただでさえ部長様の笑顔で下される命令に冷や汗をかくのに、自分が引いたくじの内容を見て、更に顔を青くしていく部員達。





「ふふふ…明日が楽しみだな」







ご満悦な笑顔の部長さまは、まさしく遊びの王様に見えたそうな…

End
ーーーーーーー

短編にそれぞれの罰ゲームを書いて行こうと思います(笑)

遊びの王様ネタ、書いてて楽しかった…というより、遊びの王様を見ていて書きたくなった結果がコレ←

ブンちゃんは魔法使い主体で、イラつく永続魔法の連携をしてきそう。カウンターとか乗っける感じの!


乾とか菊丸とか白石とかでも遊びの王様ネタ(という名の中の人ネタ)やりたい←
黒バスでも可←

2014.05.06

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