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ED後ルーク(&ミュウ)inV
ユーリ出てこないです


ルークは大きな木(サクラだろうか、昔図鑑で似たようなのを見たことがある)のちょっと高い位置にある太い枝に腰掛け、ひなたぼっこしていた。
膝の上で丸まって気持ち良さげに眠るチーグルのミュウを撫でながら、足をぷらぷらと揺らす。
暖かな日の光と甘い花の香りが眠気を誘い、心地よい。
次は海を見に行こうか、それとも森を探そうか。
次の旅を考えながら懐かしい歌を口ずさんでいると、下から声が聞こえた。

「おーい」

大きなかばんを肩にかけた子ども(と言うより少年だろうか)
がぶんぶんと元気良く腕を振っている。
どうやら自分に向けてらしい。ないとは思うが、歌っていたのが聞こえてたらどうしよう。
そんな思い込みな羞恥心に駆られ、少し控え目に腕を振りかえしてやる。
少年は嬉しそうに笑ってから、街の下の方を指差した。

「下でお花見してるんだけど、おにーさんもどーですかー!」

お花見、か。うん、いいかもしれない。
ミュウをしっかり抱きしめ、ルークは木から飛び降りた。



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多分続きます多分
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