久しぶりだな、1人じゃない朝食。
紅茶とかないからエレガントさは皆無。
追記、私はパン派です。

「ねぇねぇ、今って何戦まで終わったの?」
「…。」
「鬼道さん関係で不動に嫉妬ってした?」
「…。」
「寮生活ってどう?お風呂とか大浴場?」
「…なあ。」
「源田と会えなくて寂しい?」
「…なあってば、」
「んふふ、可愛い、佐久間君。」
「…咲、」
「なあに、愛しの佐久間君。」
「頼むから名前呼ばないと反応しないのやめてくれ。」
「佐久間君冷たい、」
「冷たくない、咲が煩いから。」
「ねえ、佐久間君、好き。」
「煩い、潰れろ。」
「好き好き大好き愛してる!」
「本当に潰れろ、」
「愛してるよ!次郎!」

佐久間がぴくっとする。
「嫌?」
「…別に、」
「何で不機嫌になったんだよう、」
「それはお前がっ…」
「私が?」
「お前が、」
「だから私が?」
「…なんでもない。」
「なんだよばかあ。」
「第一、会って二日目!」
「私は何ヶ月もお前みてんだっつーの。」
「そうだっけ、」
「昨日説明したよね。」
「悪い、眠くてあんまり聞いてなかった。」
「…おい、」
怒りたいけど可愛いからいいや!

「なあ、咲。」
「うん、名前呼び可愛いよ、」
「…その可愛いって言うの、やめてくれないか。」
「なんで、」
「俺男。」
「可愛いんだから仕方ないでしょ、」
「それ嫌。」
「…じゃあかっこいい!」
「…なら許す。」
頬を染めながらとか、
「可愛すぎるのですが、」
「おい、」
「あ、」





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