short short story



▽照美
「何してるんだい?」
「三つ編み。」
「誰の髪で?」
「照美の。」
「…なんで?」
「なんとなく。」
「暇だったの?」
「うん」
「やっぱり」



2011/06/14 23:50


▽照美
「好きよ、照美ちゃん。」
「僕は嫌い、だよ」

「(僕以外に微笑みかける君なんか)」



2011/05/11 23:16


▽ミストレ−ネ3
「ね、ねえ」
「なあに、ミストレ君」
「お、俺君のこと嫌いじゃないよ?」
「ふうん、で?」
「付き合ってあげてもいいよ?ほら、喜びなよ!」
「え、やだ。」
「…は?」


「だって私、エスカバ君派だからさ。」



2011/04/18 23:36


▽ミストレ−ネ2
「ミストレ!」
「な、なんだい?」
「好き!」
「は!?」
「だーかーら!貴方がす…「に、二回も言わなくていいからあ!!!!」………」


「(ミストレって案外照れ屋なのね?)」
「(いや、おまえにだけだと思うぞ)」
「(バダップ!余計なことをいうな!)」



2011/04/18 23:27


▽基山
「ヒロトの変態!」
「…え?」
「ビッチ!ドM!ガチホモ!」
「な、なんだい、急に。」
「エイリア時代のビデオ見た。」
「え!?なんで!?」
「瞳子さんが録画してたのよ。それよりさ、」
「…うん?」
「あんなピチピチなユニフォーム、どこで作るの。恥ずかしくないの?もっこりしちゃいそうね。」
「………。」



2011/04/17 16:00


▽照美
「照美ちゃーん」
「な、なんだい!君が僕に話しかけてくるなんて珍し…」
「照美ちゃん、ついてる?」
「……なにが。」
「おちんt「わーわーわ!!」」
「なんで邪魔するの?おちんt「わーわーわー!!」」
「………。」
「………。」
「ついてる?」
「ついてるよ?」
「うっそだー。」
「いやいやいや。」



2011/04/17 15:58


▽ミストレ(企画原案いち)
「ミストレ君。これ、」
彼に渡したのはエスプレッソ。
飲みたいから隣町まで彼好みの店で買ってこいと言われた私はいい子なので買いに行った。
そして一口飲んだ彼に「俺の好きな店のじゃない。」と言われた今日。
昨日はというと、ミルクティー、一昨日はカフェラッテ。
彼と私は一体どういった関係なのだろうか。
主人と奴隷?飼い主と家畜?
なんだかわからなくなってきた。
私は貴方にとってなんですか、ミストレ君。
彼は冷たい。酷いときは蹴るし殴るし踏む。
だけれど、時々すごい綺麗な笑顔で私の名前を呼ぶから、私は貴方を諦めきれないのよ。
しかも最近は貴方のせいで傷つけるその行為にすら、愛を感じるようになってしまったじゃない。
「早く新しいの買ってきてよ。」
そんなことを考えてるうちにまた後頭部に強い衝撃がかかる。髪を引かれて踏まれたみたいだった。
ああ、ミストレ君、大好きです。
もっと愛して、私を、私を、私だけを!愛して!
…だけれど、貴方が私だけを見つめることなんてないだろう。

一時でもいいから、私を見てくれればいい。今だけでも。



追記
2011/03/11 21:47


▽ミストレーネ
※小学生くらい

「ミストレーネ君。」
「な、なな、なんだよっ」
「献立表見た?」
「給食の話?」
「うん。」
「見てないけど…。」
「そ。エスカバ君とバダップ君は?」
「知らねーよ、そんなの。」
「悪いが、知らないな。」「そっかあ…、」

「ど、どうかしたの?ま、俺には関係ないけど。」
「ミストレーネ君うざい。」
「君に言われたくないな…。で?給食がなんなんだよ。」



「いや、今日の給食ミネストローネだったよなあ…って思って。」

「「「………。」」」

「…ぶっ殺す。」
「落ち着け、ミストレ!!」
「荒ぶるミストレ…ご乱心。」
「バダップ?!!」



追記
2011/02/26 19:13


▽恋のお散歩番外ver立向井
「立向井さんって優しそうですよね。」
「いきなりどうしたの?」
「さっき転んだときに、服に付いた砂を取ってくれたの。」
「砂?」
「うん!」

「お尻をぱんぱんって。優しく取ってくれたよ!」

「……立向井、ちょっと話があるんだが…。」
「か、風丸先輩どうして怒ってるんですか…っ!?」
「ははは、どうしてだろうな?話せば分かるさ。」
「い、嫌です!引っ張らないでくださいいいいいいい!!」

「なんでお兄ちゃんいなくなったの?」
「見苦しい男の嫉妬よ。」
「秋ちゃんって物知りだね!」
「そう…かな?」
「うん!…嫉妬ってなに?」
「…そこからなのね。」
「???」



追記
2011/02/26 16:35


▽恋のお散歩番外ver鬼道
「おい、」
「はい?なんですかー。」
「飴…いるか?」
「いいんですかっ!?」
「ああ、風丸に放置されているようだったしな。」
「むー、そうなんですよ。円堂さんとお話があるらしいんですけど…」
「随分長いな…。」
「はい…。」
「一緒に紅茶でも飲まないか。」
「紅茶…私飲めないです。」
「…りんごジュースなら?」
「大好きです!」
「ふふ、どうする?」
「是非!お願いしたいです!」
「じゃあ行くか。ケーキでも用意させよう。」
「わーいっ、鬼道さん大好きっ!」

「なん…だと。」
「どうしたんだー?風丸。」
「え、」
「…え?」
「餌付けされてる…っ。」
「……は?」



追記
2011/02/26 16:24


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