飛花(ひか) 「花に嵐」というように、美しく咲きそろった桜も花盛りを過ぎれば、その花を散らす花風が吹き荒れます。花の命は短いもの。この風に吹かれて飛び散っていく花びらを、飛花と呼びます。 (中略) けれども「飛花落葉」といえば、春には咲き誇った花が散り、秋には葉が落ちて朽ちることをいい、絶えず移り変わる世の中のはかなさや、もろく長続きしないことのたとえに用いられます。 (後略) ことば美人の日本語手帖(季節のことば研究会・編)より引用させていただきました。 薄桜鬼――土方さんといえば「桜」のイメージがあり、そして切ない言葉だという印象より新選組を連想したのでサイト名とさせていただきました。 |