11人目のストライカー【予告】




「少年サッカー教室?私も行きたい!新ちゃんサッカーするんでしょ?」


『来てもいいけど…そんなおもしれーもんじゃねぇぞ?』





ある秋の日。コナンと少年探偵団の面々、阿笠博士、蘭と小五郎らは、少年サッカー教室に参加することになった。


現役のJリーガーから直接指導を受け、子ども達が大はしゃぎしていた。





「えっ、工藤シノブ…?」


「…なんだお前、ヨーコちゃんにも見向きもしないと思ったら、シノブちゃんのファンだったのか」


「ち、違うわアホ!!そんなんと…ちゃうわ」





思わぬ再開と少しの波紋


そのわずか2週間後のことだった―





「シノブさん!!大丈夫ですか!?」


「蘭ちゃん!急に目の前の車が爆発して…」





毛利探偵事務所にかかってきた怪しい電話。


謎の爆破予告に暗号


タイムリミットは1時間半―





「新ちゃん、今日東都スタジアムにいるって言ってなかった…?」


『ああ、そうだけど…どうしたんだよ』


「爆破予告がおじさまのところに送られてきたのよ。おそらく、新ちゃんがいるその場所にね」





8万人の観客が入る東都スタジアムでの爆弾解体。


懸命に駆けるコナンと避難を呼びかけるシノブ





「新ちゃん!!」


「駄目だ、シノブ!ここも崩れるぞ!」





最小限に食い止められた爆破


しかしそれは事件の始まりにすぎなかった―





「シノブちゃん大丈夫か!?あれに巻き込まれたっちゅうから心配で…!!」


「ぴんぴんしてるから大丈夫だよ」





10万人の観客の前での爆破を予告する犯人。


瞑想する捜査。





『シノブさん!?中継見ましたよ!!また事件に突っ込んで行きましたね!?』


「…声が大きいぞ、降谷くん。シノブなら今2件目の爆破予告について推理中だ。」


『なんだと!?今行く!すぐ行く!ちょっと待ってろ!!』





犯人の動機は?爆破予告場所とは?


突き止めた先は…





「…これは、でも、可能かしら」


「大丈夫、日本のJリーガーを舐めてはいけませんよ。彼らならやってくれます。」





全国を巻き込んだ爆破事件


止められるのはストライカーだけ





「俺に…俺にでけへんことなんかない!大丈夫や…」


『近くで見ててあげるから、緊張せずに行ってきなよ。ほんと、貴大くんなら大丈夫だよ。』





託された想いをキャプテンマークに背負い、ピッチに立つ。





「降谷さん、あの起爆停止装置…おかしいよね」


「壊れた…んでしょうか」





スタジアム崩壊の中、最後の爆弾を止められるか―


瓦礫の中で犯人と対峙した彼らは生きて出ることができるのか―





「目標に届くまであの瓦礫が邪魔だぞFBI!」


「了解」


「降谷さん!赤井さん!」





ストライカーが最後のゴールを決める。








【11人目のストライカー】






「俺…シノブちゃんのこと、本気で…えっと、す、す…ってお前ら何覗いてんねん!!」


「シノブさん、早く帰ろうよ!ヤイバ―始まっちゃうよ!」


「はいはい」





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