江戸川コナン失踪事件



「博士の家のお風呂が故障した?」



『そーなんだよ…姉さん、今日だけ灰原に風呂使わせてやってくんねぇか?』



「いや…それが、今日はちょっと…」



「僕を放っておいて、誰と電話してるんです?」



『「!!」』






お風呂が壊れて子どもはみんなで仲良く銭湯へ!



大人組は今日も事件の依頼に駆り出される!






「こんな美人の奥さんがいるのに浮気なんて…とても信じられないけど」


「そうですねぇ…愛する人が近くにいれば、他の女性なんて目に入らないと思いますけど、僕のようにね」


「へーへー(やっぱコイツ呼んだのは間違いだったかもな)」






今回もありきたりな浮気調査かと思いきや…?






「え?もういない?…いやいや、私がそのメガネの子の保護者代わりに来たんですけど…」



「…その男の子の家族を名乗った方、どんな人だったか教えていただけませんか?」






まさかのコナンが誘拐事件に巻き込まれた―






「まさかあの子が大人しく捕まって手も足も出ないなんてことないと思うけど…」






誘拐事件とは言ったものの、犯人から金品の要求などは一切ない。



最愛の弟は名探偵。



信頼はしているが、それとこれとは話が別ということで。






「…仕方ない。こっちから動くことにするわ」



「は…シノブさん、いったい何を…」



「降谷さん、ここからはただの喫茶店のアルバイターの安室透、もしくは違法捜査もお手の物!黒ずくめの組織のバーボンになったつもりで見逃してちょうだい」






コナンが消えた二日間―





「シノブさん、こっちの準備はできていますよ」



「アラ、バァーボン?今回は完全身バレ無しなんだからね?」



「おっと、失礼しました…プリンセス」



「…(さすがにプリンセスはクサ過ぎるけどね)」






記憶がないコナンが背負わされた罪とは…






「あら、コナンくんじゃない?ここで何してるの?」



「…お姉さん、だーれ?」






犯罪者チームvs正義の味方(?)チーム!



最後に笑うのはもちろん…






「今回はまったくもって余裕の案件だったわ。詐欺師だろうが殺し屋だろうが、悪は最後は負けるのよ」



「そのとおりです、さすがシノブさんです」












【江戸川コナン失踪事件〜史上最悪の二日間〜】











「正義っつーか、単純にこの二人にはどんな凶悪犯もかなわねーよ…」



「なにか言った?」



「ううん!シノブさん、助けてくれてありがとー!」









〇年×月△日スタート!

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