相手を知ろう
「里山くんの個性、詳しく教えてくれないか」
「わかった。詳しく…っていうと何が出来るかよね」
今回ペアとなった飯田くんに「ああ!」と力強く頷かれる。
私の個性を上手く活かしてくれようとしているのだろう。
「えっと、壁や天井に貼り付けます。水の上を走れます。周りの風景に合わせて隠れられます。分身できます。得意武器は暗器全般で手裏剣や苦無などを使用します。あと…「も、もういい。ありがとう」
詳しくは、ウィキペ○ィアで調べてねと言うと、「隠れチートか…」という言葉が聞こえた気がするが無視しよう。
説明し辛いんだよね、自分でも。
あんまり頭で考えるのは面倒なので、私の個性を上手く使ってくれる人大募集。
(シノブくんと呼んでもいいか?)
(じゃあ私もテンヤくんって呼ぶよ)