汝は“人狼”なりや? ルール説明
※一部、オリジナルあり
まず、各プレイヤーは、お互いを見通せるように円になるなどして着席する。
プレイヤーのうち1名が“GM(ゲームマスター)”となり、司会進行を担当する。
GMはあらかじめ決めておいても、役職を決定するときにランダムに決めてもよい。
役割名が記載されたカードをランダムに配るなどして、お互いの正体がわからないように各プレイヤーに役職を割り振る。
基本的な役割としては、以下のようなものがある。
・村人
“村人”陣営。
何の能力も持たないが、数だけは多い。
『騙り』(役職を騙って、嘘をつくこと)ができない。
・占い師
“村人”陣営。
“村人”の勝利の鍵を握る。
“夜”のターンに1人を指定し、その人が“人狼”であるかどうかを占える。
“人狼”なら●、それ以外なら○と出る。
“妖狐”を占うと『呪殺』することができる。
・霊能者
“村人”陣営。
2日目以降から“夜”のターンに前日に処刑した人間が“人狼”かどうかを『視る』ことができる。
“人狼”なら●、それ以外なら○と出る。
・狩人
“村人”陣営。
2日目以降から“夜”のターンに1人を指定し、“人狼”の襲撃から『護衛』することができる。
護衛された人間は、“人狼”に襲撃されても死なない。
ただし、自分を『護衛』することはできない。
・共有者
“村人”陣営。
2人一組。
互いが“共有者”であると認識できる。
基本は“村人”と一緒である。
“夜”のターンに2人だけで話すことができる。
・人狼
“人狼”陣営。
“夜”のターンに1人を指定し、殺す。
自分以外の誰が“人狼”であるかを把握でき、“夜”に“人狼”同士で話し合いができる。
『騙り』ができる。
“妖狐”を襲撃しても殺せない。
“人狼”同士で殺害し合うことはできない。
・狂人
“人狼”陣営。
“人狼”を崇拝している人間。
占いや霊能結果では○と出るが、“人狼”の味方。
『騙り』ができる。
・妖狐
“妖狐”陣営。
占いや霊能結果は○と出る。
占い師に占われると『呪殺』されてしまう。
“人狼”に襲撃されても死なない。
・猫叉
“村人”陣営。
占いや霊能結果は○と出る。
“昼”に処刑されると、ランダムで1人を道連れにして、一緒に死亡する。
その際、陣営や役職は関係ない。
道連れの対象を指定することはできない。
“人狼”に襲撃されると、襲撃してきた“人狼を道連れにして、一緒に死亡する。
・キューピッド(QP)
“恋人”陣営。
1日目の“夜”に2人を選択し、“恋人”同士にすることができる。
片方に自分を選択することも可能。
自身の生死は勝利条件に関係しない。
“恋人”が生き残っていれば勝利となる。
『騙る』ことができる。
勝利判定の際には“村人”とカウントされる。
・恋人
“恋人”陣営。
互いが“恋人”であると認識できる。
ただし、会話はできず、互いの役職もわからない。
片方が処刑されたり、“人狼”に襲撃されてしまうと、後を追って『自殺』してしまう。
その恋は種族を超越することもある。
“夜”
・“人狼”…1人を指定し、殺害する。
話し合うことも可。
・占い師…1人を指定し、占う。
・霊能者…(2日目以降から)1人をしていし、視る。
・狩人…(2日目以降から)1人(自分以外)を指定し、『護衛』する。
・共有者…相方確認、話し合いが可。
・恋人…相方確認が可。
上記にない役職の者は、夜の間は行動できない。
“昼”
最初に死亡者の発表がある。(【例】「××さんが無惨な姿で発見されました」)
その後、全員で会議をする。
役職持ち(占い師、霊能者など)はここでCO(カミングアウト)する。
COのタイミングは各自自由でよい。
が、早ければ早いほど信用してもらえやすい。
“村人”は他陣営を処刑できるように積極的に話し合いに参加し、“人狼”と“妖狐”と“恋人”は処刑されないよう“村人”に上手く紛れなければならない。
最後に全員で『投票』を行い、各自怪しいと思う人間に投票、一番票の多かった人間を『処刑』する。
こうして“夜”、“昼”のターンを繰り返していく。
村人の勝利
人狼、妖狐、恋人を全滅させること
人狼の勝利
妖狐、恋人を殺し、村人の人数を人狼の人数以下にすること
妖狐の勝利
恋人を全滅させ、人狼が全滅したときまたは村人の人数が人狼の人数以下になった時に生きていること
恋人の勝利
人狼が全滅したときまたは村人
の人数が人狼の人数以下になった時に、恋人が生きていること
《その他の用語》
・CO「カミングアウト」
自分の役職を公開する時に用いられる。
・FO「フルオープン」
“狩人”以外の役職が全てCOすること。
・GJ「グッドジョブ」
“狩人”が『護衛』成功したことを褒める意。
また、『呪殺』や『共有トラップ』の成功を褒める意でも使用される。
・LG「ラストゲーム」
ゲームの最終日。
生存者が残り3人、4人である状況。
この場合、“村人”を処刑しても“狼”を処刑してもゲームが終了する。
・LW「ラストウルフ」「ロンリーウルフ」
“人狼”が残り1匹の状態を指す。
・PP「パワープレイ」
残り人数が少ない時に、“人狼”陣営が“昼”の投票を合わせて“村人”を処刑すること。
これを行われると“村人”陣営の勝利は絶望的である。
・QP「キューピッド」
・SG「スケープゴート」
人外側が人外に見せかけようとしている村人。
・○
「白」ともいう。
占いや霊能結果が○であること。
・●
「黒」ともいう。
占いや霊能結果が●であること。
・カウンターCO
占い師に●判定を出された時に役職をCOする戦略。
・囲い
人外が“占い師”を騙って“人狼”や“妖狐”に○を出すこと。
・噛み
“人狼”の襲撃を指す。
・噛み合わせ
“占い師”を騙った“人狼”が、その日に噛んだ人間に○を出すこと。
・狂アピ「狂人アピール」
占い騙りの時に“村人”に対して●判定を出すなどして、自分が騙り占い師であることを“人狼”に伝えようとすること。
・共有者トラップ
共有者の片方(もしくは両方)が潜伏し、騙り占い師の●出しを抑制すること。
(共有者は確定○の為、共有者に●出しした占い師は破綻したとされる)
共有トラップと略されることが多い。
・偽
偽物のこと。
・グレー
占い師に占われておらず、COもしていない人の事を指す。
・グレラン「グレーランダム」
グレーの中からランダムで1人処刑すること。
・暫定
一部の“占い師”から占われている人のこと。
もらっている判定により「暫定○」「暫定●」と使い分けられる。
・指定
共有や確定○の人が何かを指定、指示すること
・真
本物のこと。
・呪殺
“占い師”が“妖狐”を占い、殺すこと
・ステルス
発言が少なく、目立たないこと。
序盤でステルスだと処刑されやすい。
・潜伏
役職や“狂人”、“人狼”が何もCOしないこと
・対抗
既に出ている役職をCOすること。
・吊り
“昼”の投票による処刑のことを指す。
・特攻
“狂人”や“人狼”が占いを騙り、“村人”に●を出すこと。
●出された“村人”を吊らせて、自分も吊られることにより、回数を稼ぎたい“狂人”が使う戦法。
うっかり本当の“人狼”に●を出してしまうこともあり、その場合は「狂人誤爆」といわれる。
・ノイズ
騙り“占い師”の占い結果など、推理の妨げになる情報
・パンダ
複数の“占い師”から○と●の両方をもらった人のことを指す。
霊能結果が分かれた場合にもパンダという。
・ライン
“占い師”と“霊能者”のつながり。
“占い師”の●を吊って“霊能者”が●判定を出したら、その“占い師”と“霊能者”はラインがつながったということになる。
ラインがつながった2人は基本的に「どちらも真」「どちらも偽」である
・ロラ「ローラー」
「××ローラー」「××ロラ」という形で用いられる。
「××」の部分を全て吊るという意味。
ローラーを完全に行うことを「ローラー完遂」という。
随時更新。