Memo

【BM資料】筆頭六龍メモ

創作 2015.02.17 - 23:33

BMに出てくる、龍の中でも頂点に君臨しているのが6頭いるんですが
彼らは本編の色々なところで地味に登場してくるので、ちょっとまとめて投げておきますというメモ。
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〈静寂の雨〉蒼龍アムタール

西の魔境の主。
人間にはわりと友好的、礼儀正しくしていれば親切にしてくれるが、そもそも魔境の奥まで立ち入る人間がいないので出会う機会がないという。

水を通して遠見ができ、住処である泉から流れる水が届いている範囲なら、どこでも見ることができる。そのため博識。
カディラの街は眺めるだけでも良い暇つぶしになるとのこと。



〈奈落の王〉黒龍アルスヴェイン

遥か南東にある大渓谷の主。
人間嫌いなことで有名な上、その漆黒の巨躯のイメージから邪龍と呼ばれることもある。
が、そうは言っても実際には、自ら積極的に人を襲いに行くことはないし基本的には危険なものではない。

悪意を持って近付く者には容赦しないので、周辺地域の住人にとっては心強い守護者でもある。



〈天空の眼〉白龍ハルトゥール

北方山脈の主。
真珠のような鱗と純白の鬣を持ち、見た目の美しさは随一と言われる。
人間大好きで非常に友好的。眷族の竜も人と深く関わる形で生きているものが多い。

たまに人間の姿に化けて山の麓の街に遊びに来るので、住民は正体に気付かないふりをして普通に接するのがお約束。
半ば山の神みたいな扱い。怒るととても恐いので丁重にもてなすべし。



〈砂海の風〉銀龍スフェレイン

南の砂漠の主。
ここ200年ほど目撃されておらず消息不明だが、縄張りのエリアは他の龍が拠点を構えたとか荒れてるとかいう様子もないので、健在だろうと推測されている。
実はずっと人間に紛れて生活しているのでは、という噂もあったりなかったり。



〈彷徨う星〉金龍ベネ

固定の拠点や縄張りを持たず、世界各地を巡り歩いているという珍しい龍。
基本的に正体を隠して人間の姿で旅をしており、宿や食事など色々と世話になった相手には加護を与えてくれるとか何とか。
「幸運の流れ星」とも言われている。

実際にそれらしい者に出会ったという話は常にどこかしらで出ているが、半ば都市伝説である。



〈天翔る虹〉紅龍ツァイホン

東洋一帯のかなりの広範囲を縄張りとしている。
空高くを滑るように飛ぶ姿を見れば幸福になるとか願いが叶うとか、縁起物の神様扱いされている。
地域が遠いこともあり、オルノウェイスのほうでは知名度は低め。
ちなみに漢字で「彩虹」と書く。


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ちなみに表記に「竜」と「龍」がありますが、
種類からして下級のものや、まだ若いのを「竜」、主に年齢4桁以上のものを「龍」と区分してます。
竜はまだ普通の魔物・魔獣の域を出ませんが、龍はわりと神聖なものとして扱われていたり畏怖の対象だったりしています。

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