「スポンジはもういらないかな」
「あ…っ」
「ナマエ、もう固くなってる」
胸の蕾をつまみ上げられて息をのむ。急に彼の声色が、変わった
「んっ…ゃ…」
「期待してるのバレバレだ」
指の腹でしつこくいじくられ彼の手を外そうとすると気持ち良い癖にと囁かれる
「ち、がぅ…」
「俺に嘘つくなんていい度胸してるな」
胸から降ろした手を脚の間に割り入れ、慌てて閉じようとした脚をもう一方の手で阻まれ、同じように座る彼の腿の上に担がれてしまう
「…あ、だめ、やだっ…!」
つき立てた膝を大きく開かされ真っ赤になったそこが冷えた空気に曝される
指が浅いところをピストン運動しただけで飛沫がとんだ
「まだ触ってもなかったのに」
「ぁ…はぁっ…」
「…指、増やすから」
一気に三本に増えた細長い指は狭いらしいそこを押し広げるように入ってきて、
指から逃れるように腰を引くと彼の硬くなった熱に当たり身体が疼いた
「…んあぁっ」
一箇所を執拗に攻めたてられ、たまらず達してしまうと見計らったようにもう一方の足も担がれてしまう
「ほらよく見るんだ」
「やぁっ…」
鏡越しに目を細めた海馬くんが見え、顎を掴まれ彼の自身が私の陰部を挿すさまをありありと見せられる
「俺の陰茎が緑色だったらきっと花みたいに見えるんだろうね」
「あぁ…っ、はぁっ」
「すごく、綺麗だ」
ここで途端に彼の息は荒くなって私もいっそう疼く
彼の綺麗は私の嬉しがるきれいじゃなくて、グロテスクでもっとも彼にしか理解出来ない美意識なのかも知れない。
彼が「 」なのはわかっているつもりだ、だけどそれに悦ぶ私も「 」なんだろう
「どんどん締まってくる…いやらしいねナマエ」
「っぃばく、んっ」
「…ねぇいつまで人に乗っかってるの?少しは自分で動こうとか思わないのか?」
「…ぁ…」
「人任せで勝手な人間だな、君は」
足は担がれているため力が入らない。しかたなく鏡に手をついて動かすと嫌でも自分の顔が映って、
「すごい顔。」
「ゃ、めっ…ぁあっ」
「自分の顔みて悦んで、この変態」
「はぁっ…ゃ、あんっ」
「可愛い、かわいいよ」
そう何度も呟きながら強く突き上げられ、心も身体も一杯一杯になり絶頂を迎えた
脱力し鏡にもたれ掛かった上半身を引き戻され、強く抱きしめられる
「…このままだと身体が冷えるな。少し風呂に浸かろう」
「ん…」
「もう一回、体洗わないとな」
「……無茶しすぎだよばか…」
「ハハハ…ボクはまだ全然足りてないけど」
(…エロ魔神)(なんとでも言えばいいさ。後でどうなるかわかってるなら、ね?)
(20091027)
キャベツ爆発!