二零一二短歌祭 短歌とは 五・七・五・七・七の音で 世を成す遊びの総称である 20121119 「さァ寄っといで!」延延過去にしがみつき出しゃばるひとりのにゅー・あらいばる 20121119 浴槽に眠るわたしの剥製 を 誰かひっそり視てはくれぬか 20121120 愛語る羽虫の群に突っ込んで 「ぎゃあ」と 仰け反りはためく裾 は 20121121 土鳩鳴く幻聴抱いて明かす夜に 掴み損ねた星すら マボロ シ 20121123 <<