続け方がわからなくなり尻切れトンボになってしまった短文を晒してみます。いつも以上にやまなしおちなしいみなし
微妙に性的表現含むのでちゅうい



「………っ、は」
離した首筋には紅い痕が咲いていた。むろん己の手によるそれは、意図せざるものでありながらもあの妖刀を手に滑らせる際の彼女の瞳の色によく似ていた。罪歌の愛の具現であるのだろうあの赤を思い出して、臨也は不快げに眉を歪める。
あんなものとは一緒にしたくないね。誰にも聞こえない呟きを漏らし、噛み付くような己の口は今度は少女の唇に向かう。
ほそく柔らかい身体を抱きかかえながら角度を変え、内側から彼女を貪っていく。滑らかな舌を噛む。途端ビクリと震えて縮こまろうとするそれを追って薄い肩を掴み、そのまま小さな体躯を押し倒した。
逃げるように僅かな抵抗を示す身体はシーツに絡み、今はなんとも淫靡な光景を作り上げているのだろう。何よりも少女に近いがために見られない光景を幻視し、口づけながら髪を梳くと泣きそうな声が漏れた。
「や、」
伸ばそうとしたのだろう手を押さえ込み、服の内部に手を差し入れる。
指が沈むほど甘く柔らかい双球を遠慮なく蹂躙すると、可愛らしい声がひとつ、零れ落ちた。


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