ボクは猫


キミに出逢うまでは
ただの猫



暗い路地裏

空は広いくせに
ココは狭い



息苦しくて
淋しくて


逃げ出したところに
キミがいた




明るい太陽

キミの微笑みは
広かった




ボクはそっと
ほほにすり寄る




いい香りのする
キミが好き


やさしい瞳をした
キミが好き



キミのすべてが
ボクは好き




でもボクは猫


キミに恋した
ただの猫





ねぇ
キスはいらないから


ボクの頭をそっとなでて?






†end

Poem

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