愛しい君よ



まだ肩にも届かないその影も

いつかは私を追い抜いて


強く握られたこの小さな手には

大切な人の手が重なるのでしょうね





だから

せめて今はこのままで…






無邪気に笑う君はオレンジ色に輝いて。

ふわふわと揺れる癖毛が、少し暖かくなった風に優しくなびいた。






(さぁ、お家へ帰ろう?)






†end

店で髪の毛がくっるんくっるんの男の子を発見。

お持ち帰りしたかった←

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