きみの焦げあと

去りゆく鳥の住む秋

茶色のワルツ

味覚にはご用心

眠たい芽の森

もうすぐ冬は近くまで

*

空気の中で呼吸する

あの日の彼女も透明だった

色のない海のかけら

溶けかけて純情

手のひらの上でおしまい

*

ほうき星の流れる歩幅

惑星による優雅な散歩

水性になって消えました

地球園のプラネタリウム

魚に似たこども

あるきゆく小さな銀河

うちゅうにまつわるすべて

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上からテーマ、
『秋』『透明』『宇宙』



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