知らないはずの物語
(君には秘密、)

愛してるの、こんにちは

夢でもいいよ、幸せだから

綺羅星の底辺

しかくい地球

慟哭するやさしい瞳

正しさの金縛り

考えうる最善の再生方法

途方もない水の個数

果てしない空気の波数

名前も知らない鳥のかけら

冬になったら消える恋

春には微睡む君が見えるでしょう

記憶には沈下した私だけが残っていた

右と左の間の星々

眠り降る
(It sleeps and it falls.)

舞い上がる風が雁字搦めになって鳥籠の中で游ぐ

ひどく純粋な心臓

I know you know
(わかってるくせに!)

せかいの温度は不確かで曖昧で、そしてたぶんあたたかい

放課後に蒔いた種

花咲く庭と手つなぎ麒麟

惑星と併走するきみ

戸棚の中の秘密基地

陥落した手に指輪をおとして

ため息のくずかご

たぶんほっとしてる

きみに感染しました

哀悼(逢いたう)

写真からは卒業するの

水族館のなかみはアイスクリームでした

白昼夢

金魚の恋

あたためおねがいします
(手を差しだしてわらって)

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