×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -


(pkmn)



キバナさん、見た目がイケイケだし自撮り欠かさないマンなのでめちゃくちゃ経験豊富なんだろうなあ、遊びまくってたのかなあ、とか失礼なことを考えていたらある日突然ナックルシティの人通りが少ない路地に呼び出され顔を真っ赤にしたキバナさんから告白された男主。
どう考えてもキバナさんの趣味じゃない(偏見)オレに何故告白を…?よくある罰ゲームか??と失礼極まりないネガティブなことばかり考えている男主は、断ったらナックルシティ中の人を敵に回すのでは…?と考え「わ、かりました……?」と頷く。途端ぱあっと花が咲くような笑顔を浮かべるキバナさんは誰がどう見ても本気だし喜んでいるのに、演技とはいえ上手いなキバナさん…と思ってしまう男主は過去に友人関係と恋愛関係でのトラウマがあるため誤解が解けるのにかなり時間がかかる。

若干人間不信気味の男主はキバナさんが言うことをなんでも受け入れるし、気分を悪くさせてキバナさんファンに後ろから刺されたら嫌だから…と気遣いも欠かさないので、キバナさんの中ではラブラブ両想いだと思われている。

ここから十年くらい時間をかけて、いつまで経ってもネタバラシをされないな…??あれ、これもしかして本気でオレのこと好きなのか…???とようやく気づいた男主が「キバナさん、もしかしてオレ達、付き合ってます?」と訊いて「今まで何だと思ってたんだ!?」と驚くキバナさん。ここで誤解が発覚。
事情を聞いたキバナさんはめちゃくちゃ怒るし拗ねるけど「だってキバナさんモテるしイケイケだしオレみたいな奴を本気で好きになるとか思わなかったんですもん…」とシュンしてる男主を見て「…ならオレさまがいかにお前を好きか、理解するまで語り尽くしてやるよ」と宣言。
人の好意を信じられないならまずその認識から変えてやる!!と意気込むキバナさんによる一日十褒め百愛チャレンジが開始するのだった。